第9話 だめだ…可愛い…

前の身近な偉い上司は、

パンパースな人ですが…

今の身近な偉い上司は、

ふわっとした人です。


齢50くらいの独身貴族様ですが…

押しが弱いところが多々あります。

私の上には、現在上司がもうひと方、

私と偉い上司の間にいらっしゃいます。


この方は、既婚で子供がいるので

定時には、どうしても帰りたいようで…


貴族な上司が、偉くなるタイミングで

定時上司にぶん投げないといけない仕事を

もう半年以上経つのにまだ貴族な上司が

行なっていらっしゃる…

いや…定時上司よ…わかってるよね?

あなたの仕事てすよ?!

と、いいたいが、

更に言いたいことがもう一つ…


貴族な上司様…

よりの扱い雑では?!


これはよりさんに投ーげよ!

よろしく~


って言いながら、

仕事投げてきて

自分は


あ、今日は早く帰らなきゃ…


って言いながら定時で帰ったあの日のこと

私は忘れていませんよ?!


でも、普段から

ふわっとした物腰に癒されているので

ストレートに

投ーげよ!

って言いながら来られたら、

昨日も一昨日も残業してたの知ってる身

としては、

しゃーないか可愛いし…

と思ってしまっている…


待って…なんで定時上司には、

投げられないのによりには投げられるの?!

どういうこと?!

可愛いと思ってるのバレてます?!

足元見られてるの?!

え?!

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