如月君は輸血鬼
しるば
プロローグ
昼休み。
窓際できゃあきゃあと女子生徒たちがおしゃべりに花を咲かせている。
ふいにそのうちの1人が隣の生徒に倒れかかった。
「えっ、どうしたの!?大丈夫?」
「うん、ちょっとふらついただけ。ごめんね。最近貧血っぽくって」
その様子をじっと見つめている生徒がいた。宝石のような輝きの瞳と、長い長いまつげで、じっと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます