…
「ボクは将来絶対、絶対にF1レーサーになるんだ」
彼は恍惚とした表情で言った。
「そのために、ドライビングテクニックを磨いているところ。まだ年齢的に車の免許が取れないからね」
「……年齢以前にクリアしなくてはいけない問題がありそうだけど」
「え? 今、何か言いましたか?」
「あ、いや、ひとり言」
そう、大人たるべきもの、少年の夢は温かく見守るべきなのだ。
黙って気づかないふりをするのが大人の態度なのかどうかは、ここでは保留したい。
夢のための努力の過程で、人は皆(彼は動物だけど)たとえ結果的に叶わぬ夢であったとしても、未来に向けての新しい糧を見つけていく。
そういう意味で、夢を見つけ、追いかけることには深い意義がある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます