ガム

夢で知らない人が銀紙に包まれた噛まれたガムを渡してきたんです。

「要らないよ、そんなの」と言ったのに

「ねぇ、美味しい?」と聞いてきて。

その後は「美味しい?」しか言われなくて。段々と怖くなっちゃって、つい「美味しい」と言ったら目覚めたんですが口の中に噛んでないガムを銀紙ごと口に含んでいて気持ち悪くて…。

それからなんですけど普段、ガム噛まないのに無性にガムが好きになっちゃって…。

ずっと噛んじゃうんですよ…と言う彼女の口からはガムの銀紙が見えていた…そんな話。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る