第2話 銀行での一コマ

 老けたなぁくらいだとまあ、あるのだけども、周りについていくのを諦めたり、体力的にも精神的にもきつくなってきたり等々ある。自分にがっくりきたりするのだが、このがっくりが、この頃よくでてくる。

 最初はあれ? くらいなのだが、2024年になると、またか……となる。この自分の老いに日々向き合う羽目になる。

 本日起こったことなのだが、わたしは銀行の窓口で行員に怒られる羽目になった。そしてわたしも怒り返す羽目になった。お互いどうも理解しあっていないのが、よくわかるのだが……もしこれを読んで理解できた方はご一報ください。

 そもそも金種選択のときに別の行員に「千円を10枚、100円を14枚お願いします」と伝えた。普段は窓口ではなく、両替機を使っている。その店舗は両替機がなく、手間がかかるが、窓口にお願いした。

 そこではまったくトラブルがなく(金種の枚数によっては手数料がかかるので、大体なにか言われる。手数料かかりますがいいですか? など)別の行員が引き出しにかかった(らしい)が、待てど暮らせど来ない。お客はいないし、ぼんやりと待っているとまったく違うブースから呼ばれ「あのこれは?」というので、「あ、9千円にしていただいて構いません」と話した。2万円を両替することになるからだ。これはあとから考えると迷惑だったなとは思うが、また別のブースに呼ばれて「こんなに枚数バラさないでくださいよ!」と怒られた。そもそもなんで受けたのだ? 金種のことを前もって話しているのに? と思い「いや、千円札10枚と100円玉14枚と最初にお話ししたじゃないですか! なんですか!」と怒り返すと、「いやぁ、あのう」とへどもどし始めてしまう。ちょっとお〜!「いやあのこの総額のなかで納めて欲しいのですが」と記した額を示す。「すみませんが急いでいますので結構です」と店を後にしたのだが……今までそのようなトラブルはない。

 この問題は1.そもそも金種選択の枚数が多すぎるのを別の行員が勝手に引き受けてしまった。2.わたしはそれを知らずに了解と捉えた。3.当該行員に引き渡したものの「枚数が多い!」だったのか? という側面と1.そもそも金種選択のときに枚数は設定されていたのを受けた行員は「理解した上での発言」と受け取り、わたしは「了解された」と誤解した。2.当該行員に引き継ぎ、クレームが出たのだが、わたしは理解できていなかった。なのか、どれなんだろうか……? と真偽のほどはわからない。

 そもそも金種の設定時点で枚数を話しているのだが……? 

 いや、そもそもその受けた行員も総額と枚数考えてないよね?

 うん??

 こういう風によく噛み合わないことが増えた。すごーく増えた。ちなみに怒った行員も年! わたしも年! 受けた行員は20代!

 や……やりづらい……いろいろとやりづらい……ただでさえモタモタするからテキパキしようと心がけているのに……

 ぐったりしてしまった。こういうことが多々ある。これからも多々あるだろう。面倒くさい!!

 たぶん、これは最初の「千円札10枚」の時点でミスがあり、そのミスを引き受けたのがその怒った行員なのだ……?

 疑心暗鬼がヒートアップしてしまう! なんだろう!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る