月のドレスコード

神宮 筮

月のドレスコード



 夜。とある廃ビルの中を、暗闇に懐中電灯の明かりを照らしながら歩く。黒ずんだ壁はスプレーによる落書きだらけで、そこらかしこに蜘蛛の巣が張っている。足元に気を付けながら歩を進め、階段を上がっていく。


 ――数刻前、友人の佐藤から電話があって肝試しに誘われた。夏休みを持て余していた僕は、まぁいいかと思い了承し、集合場所の駅へと向かった。そこには佐藤ともう一人仲の良い木村がいて、大学生である佐藤の兄が車で心霊スポットまで運んでくれることになっていた。心スポというは不思議なもので、さっきまで感じていた纏わりつくような夏の熱気も、敷地内に入った瞬間に独特の冷気を帯びてくる。恐怖からくる寒気か、それとも霊的な何かが関係しているのかは分からない。しかしオカルトの類を信じていない僕にとってはあまりどうでもいいことだった。佐藤が「じゃんけんで負けた奴が屋上まで行って手を振ろう」と言い出し、結果、僕が負けた。そういうわけで一人で廃墟探索をするハメになったわけだが、八階建てのビルの階段を上がるのは普通に疲れる。当然、幽霊など現れるはずもなく、せいぜい物音がする程度だった。


 屋上につき縁から顔を出す。下にいるはずの佐藤たちに向け、懐中電灯で自分を照らしながら手を振った。そのとき、突然明かりが明滅し、消えた。

 おかしいな。新品の電池入れておいたはずなのに……。

 懐中電灯を振っていると、背後から声がした。そこにいないはずの、女の声。


「こんばんは。そこで何をしているの?」


 空虚な暗闇に、人の輪郭が鮮明に浮かび上がっていた。僕と同年代くらいの女の子だ。おかしい、こんなところに人がいるわけないのに、それも一人で。まさか幽霊? 馬鹿な、ありえない。そんなことあるわけが――

 

「ねぇ、聞いてる?」

「あ、ああ。ちょっと遊びにね。もう帰るよ」

「ふぅん、そうなんだ。良かったらもうちょっと遊んでいかない?」


 それほど恐怖は感じなかった。僕には少女が生きている人間にしか見えなかったから。それどころか喜びさえあった。高校に入ってからも女子とほとんど接点がない僕にとって、こんなに可愛い子と話せる機会なんて滅多にない。


「遊ぶって何して?」

「お買い物っ!」

「こんな時間じゃどこも閉まってるよ」

「ううん。そんなことないよ。ついてきて」

「えっ、ちょっと!」


 少女は僕のところまで来ると手を引いて歩き出した。女の子と手を繋ぐのなんて小学生以来かもしれない。激しく脈打ちそうになる心臓を必死になだめる。

 階段を降りると、そこにはありえない光景が広がっていた。


「どうなってるんだ……」


 さっきまで廃墟だったはずのビルの中に、まるで現役のショッピングモールのように明かりのついた店が立ち並んでいた。僕は夢でも見ているんだろうか? 頬をつねってみるも痛いだけだった。そんな僕を見て、少女は「なにやってるの?」と言って小さく笑った。その顔がすごく可愛らしかったものだから、よけいに恥ずかしくなって「なんでもない!」とやや大袈裟な反応をしてしまった。


「それよりっ、何か買いたいものとかあるの?」

「やっぱり服かな。ちゃんとお洒落しないと月に入れないから」

「月って?」

「月は月だよ。お月様のこと」


 少女が人差し指で天を指す。意味不明だった。何かの比喩かと思ったが見当もつかない。


「あ、このお店よさそう!」


 引っ張られていった先は、上品かつ高級そうなお店だった。僕が知らないだけで実は有名なブランドだったりするかも知れない。店内の服を眺める少女の瞳は光り輝いている。すると店の奥から店員さんが出てきて近づいてくる。よく見ると、それはシロクマだった。ジャケットを着た二足歩行のシロクマ。は? 

 頭がフリーズする。


「どうぞ、気になる商品がありましたら遠慮せず試着なさってくださいね」


 シロクマが日本語をしゃべった。流暢で深みのある男の声だった。いや、この場合オスか。戸惑う僕とは対照的に、少女は動じることなく「はい。ありがとうございます」。一体なにがどうなってるんだ……。もう考えても仕方ない。僕は目の前の現実を受け入れることにした。


「そういえば。自己紹介がまだだったね。僕は優一。工藤優一。君は?」

「……うーん。知らない人に名前を教えちゃダメってママに言われてるんだよねぇ」

「君から誘ったんじゃないか」

「あはは、冗談だよ。私は……あれ、私の名前は……」

「まさか自分の名前を忘れちゃったの?」

「えっと、ちょっと待ってね。うーんと」


 少女はこめかみを抑えてうなり始めた。記憶喪失というやつだろうか。名前とは魂の一部だと聞いたことがある。もし少女が幽霊なのだとしたら、それを思い出すまで成仏できないのではないだろうか。自分が誰で、どうして死んだかも分からないまま彷徨い続けるなんて、そんなの、あまりにも可哀想だ。なんて、愚にもつかない想像をしてしまう。幽霊だと決まったわけでもないのに。

 しばらくして、少女がポツリと言った。


「……イオリ。そう、私はイオリ」

「イオリ、か。いい名前だね」

「ありがとう。ユーイチは優しいね」


 どうやら苗字までは思い出せなかったようだが、イオリはすっきりとした表情を浮かべていた。その笑みはどこか儚くて、散りゆく線香花火にも似た哀愁があった。

 優しいだなんて初めて言われたけれど、思いの他嬉しいと感じたのはイオリだからだろうか。僕は他人にあまり興味がない方で、最低限の人間関係さえあればいいと思っている。反感を買わないようにお世辞も言うし、落ち込んでいる人がいれば慰めるし、困っている人がいたらできる範囲で助けたりもする。けどそれは優しいからではなく、嫌われないようにとか、罪悪感に苛まれないようにとか、善意とは少し違った理由のためだ。だから不思議な気持ちだった。優しいと言われて、こんなにも胸が温かくなるなんて。


「あ、これなんか良いと思わない?」


 イオリが広げたのは、まるでお姫様が着ていそうな華やかなドレスだった。淡い水色のグラデーション。多重構造でふっくらとしたスカートにあしらわれた華やかなフリル。きっと似合うとは思うけど、普段着にしては派手すぎる。そういえば、イオリは月に入るためと言っていた。パーティ会場などでドレスコードがあるように、月に入るにもこれくらい着飾った方がいいのかも知れない。

 僕が「一回着てみたら?」と提案すると、試着の気配を嗅ぎつけたシロクマが笑顔で寄ってきた。


「これ、着てみてもいいかな?」

「はい。どうぞこちらへ」


 試着室に案内され、イオリが中に入ってカーテンを閉める。

 着替えるのを待っているあいだ店内を眺めていると、これまた異様な店員の姿があった。全身を茶色の毛で覆われた爪の長い生き物。体躯はシロクマよりはるかに小さく、せかせかと品物を運んでは畳んで、広げては畳んで、並び替えたりと忙しそうに働いていた。あれはたしかそう、ナマケモノだ。働き者のナマケモノ。今度はそこにサルが現れ「ちょっと、この服ここで買ったんだが裾のところに染みがついてたぞ」とナマケモノにクレームをぶつけた。ナマケモノは慌ててすいませんと繰り返すばかり。見かねたシロクマが「チッ、仕方ねぇな」とぼやき助けに行った。シロクマこわ。少し経って、背後からイオリの声がした。


「どうかな?」


 振り向くと、そこにはドレスに身を包んだイオリがいた。その姿は、僕が今まで見てきたどんな女性よりも綺麗だった。頭にティアラが乗っていないのが惜しいほどだ。思わず見惚れてしまっていた僕を見て、イオリが小首を傾げる。


「ユーイチ?」

「え、ああ、うんっ、すごく似合ってるよ! かわいいと思う」

「そ、そうかな……えへへ」


 照れ臭そうに笑うイオリ。いつの間にか戻ってきていたシロクマも「これはこれは! 大変お似合いですよ!」と手を叩いて絶賛する。

 

「じゃあ、これにしようかな」

「ご一緒に靴もいかがですか? これなんかぴったりだと思いますが」

「それもいただくわ」

「ありがとうございます」

「えっと……このまま着ていきたいんだけどいいかしら?」

「構いませんが、元のお召物はどうしましょう?」

「うーん。邪魔になるのよねぇ。月までもっていく訳にもいかないし」

「お客様、これから月へ行かれるのですか?」

「ええ。そのために買いに来たのよ」


 それを聞いたシロクマが考え込むような素振りを見せる。


「分かりました。特別にこちらで処分いたしましょう」

「本当に? ありがとう! あなたは世界一素敵なシロクマさんね!」

「こちらこそ光栄です。当店のドレスを着て行ってくださるなんて」


 どうやら月というのは随分と格式高い場所らしい。店としても嬉しいようだ。レジへ移動し、シロクマが会計を告げる。


「12万8000ルナレイズになります」


 聞いたことない通貨単位だった。

 イオリは財布を取り出すと、中身を確認して言った。


「足りないわ」

「え……ちなみにいくら?」

「12万8000ルナレイズ」

「全額じゃん!」


 なんてことだ。これでは購入できない。どうしたものか……。

 シロクマも難しい顔をしている。

 

「うーん。それは困りましたねぇ。流石にただでお渡しするわけには……ん?」


 シロクマが何かに気づいたように僕の顔をまじまじと見つめてきた。目の前にシロクマの顔が迫ってきて、僕は少しのけぞる。シロクマはそのまま頭を動かしながら、僕の体をクンクンと嗅ぎまわった。まさか今更僕を餌だと認識して噛みついてくる気だろうか。そんな不安が過ったが杞憂だった。シロクマは元の姿勢に戻ると、訝しむような目をして問いかけてきた。


「あなたも月へ?」


 僕が答えるより先にイオリが言う。


「いえ、付き添いで送ってもらうだけ。彼は月に入れないから」

「……そうですか」


 シロクマは何かに納得すると、再び僕を見た。レジを操作し、レシートを発行。そしてそれを丸めて、ごみ箱へと放り込んだ。


「お代はいりません」

「いいんですか?」

「はい。その代わり、約束してください。もし彼女を月まで送り届けたら。必ずまたここに戻ってきてください。そしてどうか、忘れないでください。彼女と、今ここにいる私たちのことを」

「……はい」


 シロクマの目は真剣だ。きっと大事なことなのだろう。

 それにこんな体験、そうそう忘れたりなどできない。優しいシロクマさんに、働き者のナマケモノ。あのクレーマーザルもしっかり覚えておくとしよう。当然、イオリのことも。

 シロクマにお礼を言って店を出る。目だけ振り返ると、最後までシロクマは店の奥から僕たちの背中を見送っていた。





 ◇ ◇ ◇ ◇




 ショッピングモールを歩く。僕たち以外に通行人はいないようだった。さっきのクレーマ―ザルはどこに行ってしまったのだろう。とも思ったが、すぐにどうでもよくなった。


「次はどうする?」


 と言ってもお金もないし何もできないか。


「そろそろ時間ね。屋上に戻りましょ」

「なにかあるの?」

「行ってからのお楽しみっ」


 イオリがいたずらに笑う。ショッピングモールを抜け、エレベーターに向かう。当然のように動作しているがもう驚かなかった。

 イオリが上階行きのボタンを押し、しばらく経ってドアが開く。中に乗り、今度は『R』のボタンを押した。エレベーターが上がっていき、到着。再びドアが開くと、そこは完全に廃ビルの屋上とは別世界だった。


 地面が泡白く輝き、そこから浮かび上がる無数の光の玉が夜空へと昇っていく。

 駅員のような制服を着た身長の高いピンク色の兎が、こちらに気づいて手を振ってきた。一瞬タバコを咥えているのかと思ったが、よく見るとシャボン玉用の吹き棒だった。


「どちらまで?」

「月まで二玉。一つは往復で」


 兎の質問にイオリがさらっと答えた。兎は「あいよー」と言って大きく息を吸い込み、吹き棒を吹いた。普通は泡のように放たれるはずのシャボン玉が風船のように膨らんでいき、イオリを包み込んだ。今度は僕。兎の作ったシャボン玉の中に入る。手でたたいてみても割れる気配はない。


「それじゃ、いってらっしゃい」


 シャボン玉が浮きはじめ、空へと昇っていく。兎の姿が離れて小さくなっていき、見えなくなる。代わりに街の夜景が広がった。けれどその綺麗さよりも、恐怖感の方が大きい。僕はその場にしゃがみこんだ。


「わわ、大丈夫これ!? 落ちたら死んじゃうよ!」

「へーきへーき。そういう風にできてるから」


 シャボン玉の中だというのに、イオリの声がはっきりと届く。

 そのまま上がっていき、雲を超え、大気圏を超え、宇宙へ。

 やっぱりこれは夢だ! でなければ幻覚だ!


「みてみて! 銀河鉄道!」


 イオリが指さす方を見ると、そこには確かに電車が走っていた。銀のすすきとリンドウの花に挟まれたレールの上を走る銀河鉄道。ジョバンニとカムパネルラもあれに乗っていたのだろうか。


「よー、お嬢ちゃんたち、どこへ行くんだい?」


 話しかけてきたのは釣り人だった。宇宙に浮かぶ岩石に腰掛け、片手に釣り竿を持ちながら手を振ってきた。


「月へ行くの!」

「二人でかい?」

「いえ、僕は見送りです。あなたは?」

「おれは星屑釣りをしているところさ。おっと!」


 釣り人が竿を引き始める。何か掛かったらしい。


「ふん。しけてるねぇ」


 引いた糸の先についていたのは、小さな石ころみたいだった。釣り人の反応からしてハズレなのだろう。


「兄ちゃん、記念に持ってきな」


 釣り人がこちらに石ころを投げてきた。ゆっくりと石ころが近づいてくる。

 というか絶対いらないから押し付けてきたけだよな……。

 石ころはシャボン玉に当たると、そのまま貫通して中に入ってきた。シャボン玉は割れることなく穴も開いていない。不思議だ。

 よく見るとその石ころは、紫色に光る鉱石のようだった。例えるならアメジストに似ている。


「じゃあなー」


 釣り人の前を通過し、離れていく。一応お礼を言っておいた。僕は宝石をポケットに入れた。イオリが羨ましそうな顔をしている。


「いる?」

「いやいいよ。ゆーいちが持ってて」


 僕が「分かった」と答えようとしたその時、視界が淡いピンク色に埋め尽くされた。


「うわっ、なんだなんだ!?」


 それは無数の桜の花びらだった。すぐに視界が開ける。花びら達は、さながら魚群のように宇宙を泳ぎまわっていた。


「わぁ! きれーい!」


 惑星を包むように根を張る巨大な桜の木があった。花びらの一枚一枚が燐光を讃え、宇宙に彩りを与えている。その根元ではお花見をしている兎たち。お酒を片手にどんちゃん騒ぎだ。

 僕が手を振っていると、イオリがポツリと言った。


「ねぇユーイチ。世界って美しいね」

「そうだね」

「ユーイチはこれからもっと色々なものを見れるんだね」

「イオリも一緒にみようよ」

「ううん。私はだめなの。月に行ったら戻ってこれないんだ」


 じゃあ行かなければいい、とは言えなかった。それができないということを僕はなんとなく察していた。彼女は月に行くべきなのだ。だから僕に言えることは一つだけ。


「いつか…いつか僕も月に行くから。そのときいっぱい聞かせてあげるよ」

「うん。楽しみにしてるね」


 やがて月の近くまでやってくると、屋上にいた兎と似たような生き物が声をかけてきた。


「ここから先はお連れの方は通れません」


 どうやら僕たちの旅はここまでのようだ。


「それじゃ、さよならだね。ありがとう。ついてきてくれて。ユーイチのおかげで、私は月に入ることができるのよ」

「どういう意味?」

「誰かに見送ってもらうこと。誰かにまた会いたいと願われること。そんな誰かとのつながりが、誰かからの想いが、月に入るために必要なもう一つのドレスコードなの」


 完全には理解できないけれど、僕の存在が少しでもイオリの為になったのなら、それでいいと思った。

 

 視界を滲ませながら、僕は笑う。


 だって、最後は笑ってお別れしたいから。

 

「君に会えてよかった」

「私も。ユーイチと会えてよかった! また会おうね!」

「うん。絶対に。ばいばいっ!」


 イオリを乗せたシャボン玉だけが、月へと向かっていく。僕はそれが見えなくなるまで手を振り続けた。頬に雫が伝った。兎が「よろしいですか?」と聞いてきたので「はい。ありがとうございます」と答えた。

 シャボン玉が地球へと引き返す。その間、僕は泣き続けた。桜も、釣り人も、銀河鉄道も、何も見えないくらい、たくさん泣いた。


 そうしているうちに、屋上へと戻ってきた。着地した瞬間、シャボン玉はパチンと割れて、地面に足がつく。真っ暗で何もない、最初に来た時と同じ廃ビルの屋上だった。置いておいた懐中電灯を拾いスイッチを入れると、問題なく光った。屋上を出て階段を下りる。ショッピングモールなどどこにもない。あるのは廃墟とかしたテナントだけ。


 確か、このへんだったよな……


 シロクマの店があったあたりに寄ってみる。当然何もなく、焦げたような跡があたり一面に広がっているだけだった。僕が「ありがとう」と呟き、その場を後にしようとした瞬間、


 ――またお越しくださいませ。


 シロクマの声が聞こえた気がして振り向くが、誰もいない。でもきっと、聞き間違えではないと思った。

 階段を下りて廃ビルを出る。僕に気付いた佐藤たちが、驚いた顔をして駆け寄ってくる。


「やっと戻ってきた! なかなか降りてこないから心配してたんだぞ?」

「ごめんごめん。ついでに散策しててさ。ちなみにどれくらい?」

「屋上で合図してから20分くらいかな」

「……そっか」


 おかしいな。一時間以上はいたはずなのに。

 

「どうかしたか?」

「いや、なんでもないよ。それよりもう帰ろうよ。特になんもなかったしさ」

「お、おう」


 僕は半ば強引に肝試しをお開きにした。

 家に帰ったところで、ポケットに何か入っているのに気が付いた。そういえばあの釣り人に鉱石を貰ったんだった。しかしそれは宇宙で見た時よりもくすんでいて、ただの白い塊になっていた。思い出の品として引き出しにしまって保管する。

 イオリは、今頃月でどうしているだろう。楽しくやっているだろうか。いつか再開するときの為に、世界中のあらゆる景色を見てまわろう。そしてたくさんの経験をして、語って聞かせよう。そう思った。その時はまたあのお店でお洒落な服を買うとしよう。そんな遠い未来に心を躍らせながら、僕はベッドで眠るのだった。

 

 ところでルナレイズってどこで手に入るんだろう? ま、いいか。






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