追放聖女は魔界ライフを満喫してます
ツキナ
第1話
リゴーン、リゴーンと古い教会の鐘が朝を告げる
その音でリカーナの街は朝を迎える
そしていつもの日常がまっていた
このリカーナの街は古いけど教会があり
聖女がいる
怪我や病を治す力を持つ
「今日も いい天気」
教会の1室でそんな事を呟いたのは
ミレイ・オルフェーン
聖女の1人である
着替えを済ませ朝食を取る為に食堂へ行く
「おはよミレイ 凄いわね寝癖」
そんな事を言ったのはリオである
へっと手鏡を借りて見るとあっと言う
どうしても後ろは気づきにくいから
それなのよね私も良くあるわ
そんな話をしながら食堂に入った
今日のご飯は~とルンルで言ったのはルカ
食べて朝の礼拝を済ませてからが聖女としての仕事が始まる
ねぇそう言えば魔界との戦争が何処で始まったとか聞いたよと言う
えっそれ本当なの
良かったよね和解して
そうかつては魔界と戦争があり無事に和解を交友関係になってる
魔族と交友関係なんてとぶつくさ言いながらレナが来た
そうは言っても仕方ないじゃない
こっちの王様と魔族の魔王が交友関係になった今
下手に攻撃できないんだから
そんな話をしながら朝食を取る
冒険者じゃ魔王に勝てないし
かと言って勇者じゃ宛にならない
何故なら何年か前魔王を討伐しに魔界へ向かったら
戻って来なかったとか
そのまた何年か前は魔族に寝返ったとかがあり
物凄く宛にならないのでる
朝食を食べ終わり仕事開始
主に冒険者や職人達の手当てだ
仕事をやりはじめて数分した時シスターに呼び出された
何かあっただろうか
同期達にあのシスター考えてる事解んないから気を付けなよと言われ部屋に向かう
コンッ、コンッとノックをして入る
「お呼びでしょうかシスター」
呼び掛けるが返事が無い
あのと言うと来ていたのですねオルフェーン
お呼びしたのは一体何ですかと訪ねる
「ミレイ・オルフェーン 貴女を追放いたします この街から去りなさい」
そう言われえっと言う
何かやらかした訳でも無い
理由を教えてくれませんかと追放と言った追放なのです
そう言ったのだ
このシスターは本当に何を考えてるか解らない
ただでさえ聖女が少ないリカーナの街は大丈夫なのか
無言のまま部屋からでて自室へ向かい支度をする
給料も結構良いし魔界へ旅行へ行こう
支度を終え誰も知らない出口からでて魔界へと向かった
何故なら魔界に興味があるからだ
もうこの街が滅ぼうと知った事ではない
仲の良かった同期の1人に手紙を残し教会を後にした
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