チャミスル王朝史
遠藤伊紀
序文
当書は謎多き叉弥斯爾王朝(読み方についてはヤミスル、ヤヤシルなど多数あるが、当書では最も一般的に認知度が高いと思われるチャミスル王朝と表記することにする)について、散逸した正史である叉弥斯爾志の残存部分と、中華王朝に残されたチャミスル王朝に関する記述をまとめて一冊の歴史書としてまとめたものである。
参考にした史書の訳文に関しては書き下し文などの歴史的な表記方法があるが、当書では読みやすさを重視し、現代語で表記することとした。
チャミスル王朝は2世紀頃に中華文明の北方の草原地帯に突如として現れ、その強大な武力と独自の文化で周辺国に多大な影響を与えたが、その初期において文字を持たず、与えた影響の割にその実態がわかっていない。
当書によって少しでも彼らの歴史や文化について考察が進むことを願ってい止まない。
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