あとがき


 読了、お疲れ様でした。作者のタチバナ シズカと申します。

 不慣れな青春物でしたが、書いた感想としては「凄く楽しかった」が率直なものでした。


 実はMF文庫Jライトノベル新人賞第21回第二期におきまして「立花静」名義で送っておりまして、予備審査二次落選という結果でした。

 中々いいところまでいけて大変に満足でありました。


 さて、お察しの通りに、手前は音楽が大好きで、バンド活動等も含め、日常生活は音楽や楽器に支配されていたりします。

 とはいえ音楽理論なんかはさっぱりで、作中で出てきた専門用語等々も、又聞きしたり活動の最中に耳にした単語から「ほえーそういう言葉なのか」と勝手に自己解釈したものもあるので、全てが正しい知識ではありません。


 作中、アキラが手にしていた楽器はグレッチ社のデュオジェットと呼ばれる、ギブソン社のレスポールに近い形状をしたギターです。

 姉であるミヅキが手にしていたのは、同じくグレッチ社のペンギンで、何故にそうもグレッチ推しなのかと問われたらば、手前がグレッチ信者だからです。


 サイコが手にしていた五弦ベースに関しては、なんとなくdragonflyではないかなと思っていたりします。


 テツコのスネアはラディック、キックはdwと、ちょっと個性的な感じだろうなと思ったりもします。


 ちなみにお話の中で「片足で三十二連符を蹴った」といった部分がありますが、恐らく「できるわけねーだろ」と思った方もいるかもしれませんが、実はこれは手前の師がモデルでもあります。

 手前はドラムの知識はありませんが、見た当時に「やべーこいつやべーわ」と思ってすごく印象に残っていたので、こういう形で書かせて頂きました。


 読み進めていく中、専門用語等、目が滑るような部分もあったと思いますが、手前にとって青春物は初のことで、それも王道に書いたのも初で、凄まじく新鮮でした。

 そういった部分を楽しんで頂けていたらば、手前にとってはとても嬉しいことであります。


 お読みいただきありがとうございました。

 次回作でもまた、お会いできましたら宜しくお願い致します。



 タチバナ シズカ


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