黒歴史博物館

ぱいん

聖剣伝説 ~導かれし少年達~ 

※ 注意書き

 

 こちらは約34年前、作者が14歳の頃に執筆し、実際にジャンプノベルに応募した作品になります。相当カオスな内容になりますので閲覧の際には精神に支障をきたさないよう、ご注意をお願い致します。

 誤字脱字等は可能な限り修正しないままの掲載になりますので、いちいちご指摘していてはきりがないと申し上げておきます。

 では、作者の黒歴史をどうぞご覧下さいませ。めっちゃ酷いですよ?

 

 



登場人物


ヒカル 主人公。男子中学生。

ヨーコ ヒロイン。

マモル 友人A

トオル 友人B

大地  友人C


※ 時々、名前が変わりますので注意が必要。


 ヒカルは学校に向かっていた。


「あーあ、つまんねえな。学校なんか行きたくねえよ。帰ってド××エ3でもやりてえな」


 そこにヨーコが現れる。


「おはよ、ヒカル。今日もいい天気だね」

「ああ、そうだな。オレは曇りの方が好きだけどな」

「それなら、私はちょっとだけ曇ってる方が好きだな」

「あ、分かる。少し曇ってる方がちょうどいいつうか、なんつうか」


※ 中身のない会話がこの後続くので大幅カット。


 その時である!!!! なんと、立っていられないほどの激しい地震が揺れ始めたのだ!

 何故地震が揺れ始めたのか、その理由は分からない。だが、その時、確かに何かが起きようとしていた。


「な、なんだ!? 突然、地震が揺れ始めたぞ!!!!!!!」

「ひ、ヒカル! 私、怖い! どうして地震が揺れ始めたというの!?」

「それはオレにも分からない。だが、なにかが起きていることだけは確かだ!!!」


 そこに友人のマモルが慌てた様子で現れた。


「ヒカル! いったい何が起きようとしているんだ!? 地震が、地震が揺れている!!!」

「悪い予感がする。この地震はたんなる前触れのような気がするんだ」


 そこに他の友人のトオルが現れた。


※ この後、五人全員が集結するまで同じ会話の繰り返しであった為、大幅カット。


 すると、そのせつな、世界が闇に包まれた。


「うわあああああ!!!!」

「ひいいいいいいいい!!!」

「や、闇が、闇が世界をつつんでいくうううううう!!!!」


 そうして、ヒカルたちは意識を失った。

 次に気付いた時には日本は地獄の様な世界に飲みこまれていた。


「に、日本が地獄のような異世界になっちまった!!!」


 その時である。空から五本の聖剣が現れると、地面に突き刺さった。


 ザス!

 ザス!

 ザス!

 ザス!

 ドスン!

※恐らく聖剣が地面に突き刺さる効果音なのでしょうが、何故か最後のだけ別な効果音に。理由は不明。


 すると、聖剣が話し始めた。


「あなたたちは聖剣に選ばれたのです。さあ、聖剣を取りなさい。そして世界を、日本を救ってください」


 すると、ヒカル達はそれぞれ聖剣を取った。


「ようし、オレはやるぞ! この聖剣で日本を救って見せる。みんな、これから修行だ!」

「分かったわ」

「了解した」

「分かったよ」

「ふ、しかたねーな。付き合ってやるぜ」


※この後、何故か山に篭って修行を開始。その間、ギンギンガンガン必殺技の連呼だけで50P程度費やす為、大幅カット。


「ようし、修行はこれで終わりだ。さっそく日本を救いに東京タワーに向かうぞ!」

「分かったわ、いきましょう!」

「おお!!!」

「了解だ」

「ち、しかたねーな。付き合ってやるぜ」


※何故東京タワーに向かうことになったのか、理由は説明されておらず。


 東京タワーは怪物のような姿に変ぼおしていた。


「オレ達の東京タワーをこんな風にしやがって! 許さねえ、覚悟しやがれ!!」


 ヒカル達、敵に立ち向かって行く。


 ギンギンガンガン、ズバッシュ! ズバズバ、ガシューン!!!!


「覇王昇竜斬!!!!」


 ドッゴーン!!!!! ガガーン、ズギューン!!!!


「ふ、流石だ、ヒカル。これはオレもうかうかしてらんねーな。秘技、ペガサス流星斬!!!!!」


 シュバ! ドッカーン! ボカーン!!!! 


「ふ、流石だ、マモル。これはボクもうかうかしていられないぞ。くらえ! 奥義、鳳翼天翔斬!!!!」


※この後、延々と似たような戦闘描写が続くため、大幅カット。


 その時である。敵の刃が大地の身体を串刺しにしてハリネズミのようにしてしまった!!!


「大地、大丈夫か!!!!」

「だ、大丈夫だ。単なる致命傷だ。かすり傷だよ」

「そ、そうか、なら良かった!!!」


※多分、致命傷ではない、と書きたかったと思われます。


「ヒカル! ここはオレに任せて先に行け! 大丈夫、後から追いつくから」

「分かった! 大地、必ず追いついてこいよ、約束だ!」


 そう言って、ヒカル達は東京タワーに向かった。

 大地は片手で傷口を押さえながら微笑んだ。


「この命、捨てねばならないか。へ、今まで楽しかったぜ。絶対に世界を救えよ、みんな!!!!」


 大地はそう言って、敵に立ち向かって行った。


 その頃、ヒカル達は東京タワーの内部に潜入していた。

 激戦をくりひろげた為、ヒカル達はすごく疲れていた。その為、少し休むことになった。


「ねえ、みんな。聞いてくれるかい?」

「なんだよ、マモル。あらたまっちゃってよ」

「ぼく、この戦いが終わったら、同じクラスの山田さんに告白しようと思っているんだ」

「あら、あの山田さんに!? やるじゃない、マモル。せいぜい頑張ってね」

「うん、ありがとう、ヨーコ。ぼく、がんばって思いの内をぶちまけようかと思っているんだ、彼女に」


 笑い合うヒカル達。

 そのせつな、突然、敵が隅から襲い掛かってきた。


 グサッ!!! 


 敵の刃がマモルの胸を突き刺した。


「よくも、よくもマモルおおおおおおおお!!!」


 ヒカルは怒りにまかせて敵を斬り殺した。

 見ると、マモルは血を噴き出して今にも死にそうに口をパクパクしていた。


「ごめん、みんな。どうやらボクはここまでのようだ。最後にお願いだよ。山田さんに、ぼくが好きだったってことを伝えてほしいんだ」

「バカ野郎! そんなこと、自分で伝えろよ! 死ぬな、死ぬんじゃねえ、マモル!!!!」

「マモル! 最後に教えて! 山田さんって、どの山田さんなの!? クラスに山田さんは五人もいるのよ! 下の名前を教えて!」


 だが、マモルは全てを語る前に息絶えてしまった。


「バカ野郎。どの山田さんかいってくれなきゃ、伝えようがないじゃねえか」


 ヒカル達は冷たくなって死んでしまったマモルを抱きしめながら大泣きする。


※ ギャグなの? シリアスなの? ここは泣く場面なの? 理解が追い付かない。作者なのに。


 ヒカル達は涙をこらえながら、死んだマモルを放置して上に向かった。


※ギンギンガンガンの戦闘描写が続くため、大幅カット。


 その時である! ヨーコが敵の攻撃を受け、下に落下しそうになった。かろうじて片手で壁をつかみ、落ちない様に我慢している。

 ヒカルは敵を倒すと、すぐさまヨーコに駆け寄った。


「レイコ!!! オレに捕まれ!!!!」

「ヒカル。今まで楽しかった。ねえ、気付いてた? わたし、あなたのことが……好きだったのよ」


 それだけを言って、レイコは笑顔のまま下に落下していった。


 グシャアアアアアアアアアアアアアアア!!! という肉が潰れる音が響いて来た。


※ ヒロインの名前を間違いつつ、無駄にグロイ。


「レイコおおおおおおお!!!!」

「あぶねえ、ヒカル! お前まで死んじまったら日本はどうなるんだ!!!」

「放せ、放してくれ、大地! オレはレイコを助けにいくんだ!!!」


※ 先程死んだはずの大地君が何故か現れる。多分、トオル君と間違えたものと思われます。色々と酷すぎる。

※ 作者の精神が崩壊しかけてきたので、このままラストまで大幅カット。


 その時、東京タワーのてっぺんにいた敵の大ボスの攻撃が、大地の腹と胸を突き刺した。

 大地はそのまま敵にしがみつくと叫んだ。


「ヒカル! 今だ、オレごと敵を倒すんだ!!!」

「うおおおおおおお!!!! 覇王昇竜斬!!!!


 ドッチューン!!!! ズバッシュ!!!!! ドッガーン!!!


「ヒカル、あばよ。日本を頼んだぜ」


 こうして、ヒカルは友たちの犠牲のおかげで敵の大ボスを倒すことが出来た。

 ヒカルは下の方から東京タワーを見つめながら粒やいた。


「みんな、東京タワーは元に戻ったぜ。でも、うしなったものはあまりにも多きすぎる」


 その時だった。

 向こうの方から、ヨーコ達が笑顔で走って来たのだ。


「ヨーコ、それにみんな!!! 生きていたのか!?」

「ふふ、聖剣が私達を生き返らせてくれたのよ」

「おれ様があの程度でくたばるわきゃねーだろ?」

「それに、ヒカルだけに日本を任せておくわけにはいかないしね」

「そうそう。やっぱりオレ達がついていないと、ヒカルはダメだからな」


 アハハハハハハ!!! とみんなで笑いあった。


 聖剣伝説 ~導かれし少年達~ 第一部 完



 いかがでしたでしょうか? 酷いを通り越して逆に笑えるような内容になっていたかと思います。

 ですが、こんな作品を書いていても、継続すればいずれ作家デビュー出来るんだよ、と作家志望の方々にお伝えしたいと思いまして投稿しました。

 自分、こんなんでしたが、別名義で漫画原作者デビューを果たしております!

 みんな、諦めず頑張れ! 努力はいずれ実ります。自分がそうでしたから。

 

 

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