昆虫ずかん
@otonomame
第1話
みなさん”小説”というものをご存じでしょうか。そう、あのずらあっと書かれた文章を書いてそれを原本で発行していろんな場所に送り、多くの人が読むあれです。
正直、この”小説”というのを知ったのはつい先週のことでして。ですからわたくし、
この’小説’というものをいままで読んだことがございません。1冊たりともです。
ですから俄然興味がありまして、とある作家さんのおうちにお邪魔させていただき、
彼から面白い話を聞いたのでございます。今回はこれを”私”が記す”という形になります。
「昆虫ずかん」
僕は自分がうわさされるのが好きだ。でも自分に陰口を言われるのは嫌いだ。
あるとき本に載っていた言葉を思い出した。
”なぜみんな周りと合わせるのか、自分を見捨てて他と共通したいのか私にはわからない”
ある日信介は学校の図書館にあるものを読みにきた。
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