さようならの代わりに

影山 みはつ

第1話  あなたの隣

里美が「あれ?今日は静かね」と明美を見て居た。

明美が「今日は、ちょっと用事があって里美申し訳ないけど、帰りは1人で帰って」と里美に伝えた。

明美は急いで教室に入って行った。

明美の父親のまさとは「お〜、明美。今日はいつ帰るんだ」と畑仕事をしながら声を掛けた。

明美は「あぁ、ごめん。今日は本当に忙しくていつ帰るか分からないんだよね?」とまさとに返事を返した。

まさとが「そうか?いつ帰るか分かったら、俺の携帯に連絡しろよ」と明美に話をした。

明美が「うん、分かった」と相槌を打って制服のままで自転車に乗って走って行った。

明美はパパ活と称し、男性と援助交際をして居た。

援助交際をして居た明美は、男性から「お前さ?そんな事をして居ていいの?若いんだからバイトするなりしろよ」と明美に注意をした。

化粧をしていた明美は、「うん?そんなのやらないに決まっているじゃん」と鏡を見ながらファンデーションを塗って居た。

男性から「その内、学生の身分で調子に乗って居ると補導されるからな?」とタバコを吸い始めた。

明美は、ある日「君、高校生だよね?こんな夜に出歩いて良いと思って居るの?」と警察官に指摘された。

男性の警察官から、警察署に連れて行かれて、明美は「家は何処だ?」と聞かれて、明美は「家には帰りたくない」と断固拒否して居た。

警察官から「君は、家の人が心配をするだろう?親御さんには何て話せばいいんだ」と明美に面と向かって怒った。

明美が「じゃ、良いよ。さようなら」と手を振って警察署を出て行った。

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