02 楽しい劇場悪夢
死神が私に微笑んでる ほら 今時計がとまった
楽になれよと囁いている リンゴ手のひら 甘い甘い
私がとろけて 世界がカラフル
一つになろう 掠れた声
ガラスくだけて ふちなぞった
ちぎれても飛んだ 折り紙の鶴
終わって 惑って 踊って 笑って 狂って
楽しんで この舞台劇
最後に 最初に 途中で ときどき
ステップ踏んで 地団駄もそえて
拍手 拍手 スポットライトは不要
拍手 拍手 死神も要らない
私 微笑んでる 鏡に向かって
観客要らず 世界はやっとカラフルになった
ママはお呼びではないわ
パパもお呼びではないわ
おまわりさんだって要らないわ
保護者なんで誰一人いない
私をとめる存在なんて誰一人
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます