田舎とコショウと飲み物

えんぴつ

故・省さんと食べ飲み物

故・省さんは実家に帰るため、とある県の田舎向かって車を走らせていました。しかもあの名ン打・露宇根と一緒に…(名ン打・露宇根がわからない人はカラオケと塩コショウと名前の故・省さんとなんだろうねをみてね)故・省さんは一緒に名ン打・露宇根とカラオケをして行くうちになぜか仲良くなっていたのです。「今日は塩コショウは勘弁してくれよ」と念をおしておく。名ン打・露宇根は「わかってるよ。うるさいなぁ」とほんとにわかっているのか故・省さんはとても心配になりました。しかし、故・省さんは実家に行くのは少し憂鬱でした。なぜなら、故・省さんの親はとてもかわりものなのです。去年、故・省さんが実家に帰省した時はすべての飲み物を炭酸にして飲んでいたのです。特に緑茶の炭酸が一番まずい。「うちの親は結構やばいから気を付けとけよ」と、故・省さんは言いましたが、名ン打・露宇根は逆になんか面白そうと言い、とくに気にする様子もありませんでした。そんなことをしているうちに実家にやってきました。故・省さんの親、史・尾が出迎えてくれました。しかし、何か様子が変です。頭に靴をかぶり足に帽子をはいているのです。故・省さんは言葉も発せませんでした。故・省さんはきっと名ン打・露宇根も驚いて怖がっていることだろうと思って横を見ると、怖がるどころが興味深そうに眺めているのでした。家の中に入ると別に変なところもなく普通の家でした。故・省さんは「おかしいないつもは何かが起こるはずなのに」と、思っていましたがやっぱりおかしかったのが、おかしの"きらずあげ"といっしょになぜかいっしょにソースがだされていました。なんでおかしなのにソースなんだと聞くと、ソースが一番これに合うんだといいました。食べてみると思った通り意味の分からない味でソースに鉛筆の芯を入れたような味でした。しかし、名ン打・露宇根はなぜかおいしそうに食べているのです。やっぱりこいつはおかしいんだなぁと故・省さんはおもいました。そして、晩御飯になると思った通り意味の分からないものが出てきました。なんか茶色く濁った危なそうな液体が並べられました。故・省さんは「おいおいこれはさすがにだめだろ」と、言いましたがそんな言葉は史・尾の耳にも入っていないようです。早速飲んでみると案の定まずくて表現をすると味噌汁にヨーグルトとチャーハンを混ぜたような味でした。これはさすがに名ン打・露宇根も飲むことはできないだろうと思っていたがなんとうまそうにごくごく飲んでいるのです。しかも、史・尾は「うちの自慢の食べ飲み物だ!わっはっは!」なんて言っているのです。こんな親からよくまともな自分が生まれてきたよな..と思いました。名ン打・露宇根が食べ飲み物をよろこんで飲んでいたのがよほどうれしかったのか史・尾は「今度来たときはもっとうまい食べ飲み物を作るからな」と、いっていました。故・省さんはもう絶対に実家に帰省はしたくないと思いました。

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田舎とコショウと飲み物 えんぴつ @enpitukezury987

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