怪物の歯医者さん

@takaradataraba

第1話 Haisha of the dead

山中で迎えた嵐の中を、行く宛もなく、逃れるようにただひたすら走った。この子だけは、自分の命に変えても守らなければならないという強い思いが原動力となり、足をひたむきに動かす。

 

 身体がずぶ濡れで・あ・る・うちに、どこか身を隠せる場所はないか、とにかく駆けずり回る。奥歯を強く噛み込んで、身体の痛みをごまかそうとするが、節々が悲鳴をあげていた。頭の先から爪先に至るまで体中から余力をふりしぼる。


 山をひとつかふたつ越えたぐらいで、彼女は安堵した。草原に囲まれた小高い丘の上に、一軒の灯りが稲光とともに現れる様が見えたのだ。獣道を走っていると、整備された歩道をみつけ、全力で駆け寄る。


 目を凝らすとドアが開こうとしていた。ちょうど、家主が帰宅しようとしている。少年のようにみえる。滑り込むようにして、ガラス戸に身を捩じ込んだ。


 朝日を遮断するどんよりした雲から、長く薄く陰鬱とした霧雨が降りてきては、地面に吸い込まれていく。その様子を、黒髪の青年はどこか穏やかな心地で、仕事場の出入り口のガラス戸に右手を休ませて、たたきの上で立ち呆けていた。


「今日も、平和そうだな」


 湿気でカールした癖毛を左手でいじりながら、地面に消えていく雨のように、ぽつりと独りごちた。十年以上この仕事をしている中で、雨の日は、土地柄もあるのか、ドアのベルがうんと大人しい。


 別に、営利目的でやっているわけではないので、懐事情の侘しい気持ちがあるわけではない。特殊な仕事のため国からの援助はないが、雨の日以外は、ありがたいことに、暇ではなくさせてもらっている。青年の知る限り、この周辺に同業はいないようだった。


「アマギ先生、今から少しだけ、ウェーブがきそうだゆ」


振り返ってみると、受付の方で、目を瞑りながらこめかみを両手抑えた女の子が、か細い唸り声をあげている。


「タワーディフェスゲーみたいに言わないの。エネミーじゃないんだ。患者がみえたの?今朝は早いね。雨なのに」


「いまハマってるゆ。うーん、どうやら足取りがおぼつかないみたいだゆ。そんなに歯が痛いのかゆ」


 女の子は長い髪を、指で櫛のようにとき、患者を思い遣った。


「アポは?」


 アマギは出入り口でブーツから白く平たい内履きに変えると、ゆったりとした足取りで受付に向かい、カウンターに手を置いて、彼女が眺めているモニターを覗き込んだ。


「えと、まだ余裕だゆ」


「そう。じゃあぼちぼち準備しようかな。キリちゃん、僕がその人にどんな治療してるか分かる?」


「あと5分くらいしないと、まだみえてこないゆ。右上の歯を気にしてる若そうな女性としか」


「そっか。それまでは、適当に過ごしますか」


「はい。コーヒー飲んでていいかゆ」


「何杯でも」


「やったゆ」


 手を合わせて跳ねるように受付を飛び出して行った彼女は、名をキリア・イェーガーという。年齢は14歳になろう年か。


 以前、雷雨の中、アポイントもなく急に来院した元患者であり、あるマーメイドの一族だ。ややあって、ここAMDSアミダス(アマギモンスターデンタルスタジオ)に、居着くことになった。


 まだ成長途中ではあるが、ちょっとした未来視が使えるので、アポの管理など受付業務をしてもらっている。ただ、乾燥はお肌の大敵のようなので、カウンターの中には小さいバスタブを設置し、浸かってもらっている。


 炎上対策に、バスタブ内の水は、薬液と魔法による消毒処理をしています、と待合室に喧伝してある。近年は、コンプライアンスが厳しくなり、こういった配慮もかかせない。


 消毒処理だけではなく、一族秘伝の独自ブランドされた液体のようで、どんなものを使用しているか尋ねたことがある。納得いかないが、セクハラと一括され、詳細は不明のままだ。


 消毒剤の匂いがかすかに漂う中、治療の準備をしながら、思い耽っていると、スタッフルームから、コーヒーの芳しい香りと共に、キリアの可愛らしい顔が、上機嫌そうに現れた。


「先生も、どうぞゆ」


キリアが、黄色い陶器のマグカップを、取手側をこちらに向けて差し出す。


「どうも」


マグの縁を、下唇に当てがい空気とともにコーヒーをすすった。ほどよく熱く、軽やかな苦味を、奥舌で味わう。コーヒーは好きだが、一気に大量に飲むとお腹を下すので、普段あまり飲まない。


 だが、彼女の満面の笑みの前では、断ることはできなかった。味は、人に入れてもらったからだろうか、自分で淹れるコーヒーよりも、格別に美味しい。


「美味しいゆ。今朝は、五臓六腑に染み渡るゆ」


「そうさね、美味しいよ。ありがたく頂いてます。平和感が増すわ」


 コーヒーの湯気越しに、キリアの整ったお顔を眺める。好物のコーヒーを飲み、副交感神経が優位になった緩めきった表情は、数回の深い呼吸のあいだ続いていた。が、突然、眉間、人中、オトガイが一斉に顔の中心に皺を寄せた。同時に、キリアの口に含まれたあつあつのコーヒーが、アマギの目頭に直に噴霧された。


「だぼふっ」

「あっっっどゔっっっ」

急いで、洗面台に向かい、足元のスイッチを半ば蹴り上げて、顔ごと蛇口の下に突っ込んだ。


「先生!大変だゆ!危険だゆ!」

「今がまさに!ね!」

顔面を水に晒しながら、顔だけ横にむけて抗議する。


「ごめんゆ!でも、それどころじゃないゆ!第一等感染種かもしれないゆ!」


 キリアは言うが早いが、慌ただしくアマギのコップを奪い取り、ついでに冷却と回復の呪文をアマギの顔に放ち、スタッフルームの机までいって、PPEをいつのまにか装着し、バフ系の呪文を全体詠唱し始めた。


「なんだって。具体的に頼む」


 アマギは、ヒリヒリとした灼熱感と、顔から水が滴ることも忘れて、真顔になる。


「まだ可能性なだけで、わかんないゆ!少し先の私も、先生も、ガッチガチの防護して慌ててるゆ!」


 捲し立てながらも、詠唱を続けている。さらに追加のバフを何重にもかけたようだ。前から思ってはいたが、キリアは結構心配性かもしれない。


「受け入れない方がいいか?」


「それは、大丈夫みたいだゆ」


「どういうことだ」


「先生の顔がふぬけてるゆ。用心してゆ」


「未来の僕に失敬な。なにかあっちゃまずいから、キリちゃんは小部屋にいて頂戴。僕が全部対応します」


 受け入れ態勢を整え一息ついた後、鏡をみて、火傷を冷やした時に濡れた髪を軽くペーパータオルで湿り気を取り、体裁を整える。


 そこで、アマギの目がわずかに赤く発光していることに気づく。急いで、自身のステータス画面を出す魔法を唱えると、とんでもない量のバフがかかっていた。


【発光、再生、毒無効、猛毒耐性、麻痺無効、沈黙耐性、物理防御力上昇(特大)、魔法防御力上昇(特大)、回避力上昇(特大)、攻撃力上昇(特大)、獅子の闘志Ⅲ、体力上昇(特大)、女神の祝福、精霊王の恩寵人魚姫の決意、人魚姫の祈り、毒腐竜の寵愛、古代種の血、嵐擬の加護】


 目を発光させたり、攻撃力をあげる意味もわからないが、後半はもはやなんのバフかも分からない。ドラゴン狩りでも始めるつもりなんだろうか。例え今からフォーマンセルの強盗がきても、全員の倒してお釣りが来そうだ。


 そういえば、これだけの補助魔法をかけておいて、キリアは全くMP切れの様子がなかった。彼女のなみなみならぬ努力の賜物なのだろうか。尊敬と畏怖と同時に、ただの受付として雇ってるのはもったいない気がしてくる。


 ステータス画面をしげしげと眺めていると、知ってか知らずか、ドアのベルがご機嫌に鳴る。


「たのもー」


 束の短いメトロハットに、クロップドTシャツと、パラシュートパンツのAラインが綺麗な、ぱっと見はすごく煌びやかな美少女が、両手を前に突っ張るようにして、出入り口の扉をあけて、ショートカットの翠髪の隙間から、こちらを伺っている。


「きやがったかゆ」

「あれか」

「患者に対してなんだその言い草は」

 粗暴な患者を前にして、スタッフルームの引き戸の陰から、キリアが半身を出して震えている。


「気をつけてゆ。先生。任せたゆ」

「おうともさ」

「いざとなったら私も戦うゆ」

震える受付嬢は、引き戸の奥に消えて行った。


「だからなんなんだお前ら」

「すいませんね。今日はどうされましたか」


「歯を見て欲しいんだ。ここは色んなヤツをみてる歯医者なんだろ?人はもちろん、亜人種、果てはドラゴンまでみれるんだとか」


 自信に満ち溢れた態度の彼女は、荒々しくガラス戸を押し除け、たたきに自分のドレスシューズを脱ぎ、備え付けのスリッパを、式台に放って履いた。


「実績はあるが、ドラゴンは数える程度の方しかおらんな」


 アマギは、尊大な態度の患者を見定めるように横目に見遣って、事実だけを述べる。


「へえ。じゃあウチも大丈夫だろ」


「ふむん?亜人の類か?」


「アンデット、いわゆるゾンビだ」


 言い終わるが早いが、スタッフルームの引き戸が目にも止まらぬ速さで開いた。


「ほらゆ。やばいゆ」


「そうだね。お引き取り願います」


アマギは姿勢を正し、深々とお辞儀した。


「なんでだよ!なんでも見れるんだろ!」


たたきの上でゾンビが慌てる。


「感染のリスクが高い方は、申し訳ないですが」

「ゾンビはいやゆ」

「下がっててキリちゃん」

仕方なしと引き戸が閉まる。


「感染しない系だわ!」

「なら、ええか」

「まったく」


ゾンビは、式台から框を越えて待合室に踏み込んできた。


「それで、どうされた?」

「人を噛んだ時に、上の歯が痛くて」

「お引き取りください」

「だからなんでだよ!」

待合室にゾンビの叫びが響く。


「噛むんじゃん!うわっ唾飛んだ!」

「話しきけよ!」

「無理無理、ゾンビになりたく無いもん」

いつのまにやら、アマギは受付の中に退避を終えた。


「ちげーって!これには訳が」

両手を上下に振るって、ゾンビは己が無実を強調する。


「あんまりしつこいと実力をもって排除しないといけなくなりますが」

「ほんとに病院かここは!いいから見るだけでも見てくれよ!」

ゾンビは、受付のカウンターに身を乗り出した。


「さながらゾンビ映画だな。待て待て、これ以上近づかないでくれ」

アマギは受付の中で身を捩らせて距離を取った。

「ほら!ここが!」

彼女はがばっと口を大きく開いた。上の歯がギラリと光る。

「うわぁ!怖ぁ!」

アマギの叫び声に、即応する引き戸があった。

「どうしたゆ!アマギ先生!」


側から見たら、アマギが、ゾンビにまさに今噛まれようとする瞬間を目の当たりにして、キリアは、即座に、息を大きく吸い込んで詠唱を始める。


「天光満つる処に我は在り、黄泉の門開く処に汝在り」

「某秘奥義唱えようとすんな!!」

「キリちゃんストップ」

「出で……ゆ……冗談ですゆ」

「ここら一体消し炭になるとこだったぞ」


三人とも少し疲れたようで下を向く。


「して?本当にかまないんですか?何か証明できるものは」


視線だけゾンビにくれてやる。


「そんなものねえ!……あ、まてよ。住民票みたいなのならアプリがはいってた気がする」

「それ次第ですねえ」

ゾンビが、スマートフォンを指で何度か叩く。


「あったよ。ほら」


ゾンビは誇らしげに、スマートフォンの画面を印籠のようにこちらにかかげた。なにやら、画面に表示されている。


【フォンファ アンデット科 ゾンビ属 キョンシー種】


「あなたフォンファっていうのね。キョンシーじゃないですか」

「そっすよ?そう言いませんでしたっけ」

「聞いてません。ま、それならいいですよ。じゃ、一番のお部屋どうぞ」

「なんだか軽いな。大丈夫かこの歯医者」

「あなたが説明不足なんだゆ」

「お前らの態度のせいだろ!他に行くとこないしな。しゃーねーか」


フォンファは不貞腐れながらも、指示に従って院内を進み、歯科用の椅子、通称、ユニットに大人しく座った。


「それで?どうしたんだっけ?」

「人間のクソ冒険者どもが、愚かにも4人だけで私に挑んできてな。面倒だから、一人のしてやって後は、適当にあしらってたら、3人が一斉に殴りかかってきてよ。両手塞がったから咄嗟に歯で受け止めたら歯がかけちまったよ」


さも武勇伝のように言い放ち、ふんぞりかえる。


「棍棒を歯で受け止めたと。はい、椅子倒しまーす」


「そうそう。尖っててベロに触るんだよね」


「はい開けてー」


みると、右上の三番目の歯が少し欠けていた。


「じゃあ全部抜いて入れ歯にしましょうか」

「話聞いてた?更地にしてゴルフ場にしましょう、みたいな言い草やめろや」

「もしフォンファさんが人を食べようとした時、入れ歯だったら外せますからね」

「だから食べねーよ!」


「冗談ですよ。これぐらいならちょっと角落として終わりですかな。一応、神経生きてるか電気魔法かけるね」


上の前歯一本ずつに、電流を流す。


「痛いこれ?」

「全く」

「神経が……キョンシーってそもそも死んでるのか。腐敗はしてるのか?フォンファさん。痛みは感じるの?」

「キョンシーは腐らないぞ。痛み感じてたら、戦えねーよ。ちなみに魔法防御力は素で鬼高いからウチ。普通に雷魔法効かないよ」


「厄介だね。少し丸めるからね。今後腫れてくるようなら教えてね」


 タービンにダイヤモンドのバーをつけ、注水しつつ、口の中に溜まった水をバキュームで吸った。

欠けた部分にダイヤモンドを当てていたが、みるみるバーが小さくなっていく。


「一度起こします。うがいして。どんだけ硬い歯されてるんですか。ちょっと待ってて」


「いやウチも丸めようとしたんだけど、うちの歯、魔法でクソ硬いから。落ちてた魔剣とか拾ってガリガリしてみたんだ。でも、なにやっても変に尖ったままで途方にくれてたんだ。やっぱりダメなのか」


 離席したアマギに聞こえるように大きい声で話した後、うがいをしながら、フォンファはみるからにしょぼくれてしまった。


 アマギはなにやら消毒室からモノを取り出した。


「オリハルコンのドリル使うから大丈夫」

「あの伝説の」

「これないと、ドラゴンの歯を削れないからね」


ダイヤモンドのバーを捨て、オリハルコンのバーに付け替える。


「はいあーんして」

「あー。ガポンッ」

おおよそ人体から聞こえてはいけない大きな破裂音がフォンファの顎関節からなった。

「あがが」

みると、縫い目から顎が、上と下で外れている。

「え」

アマギが驚いて手をとめると、フォンファは左の掌をアマギに向け、慣れた手つきで顎を戻し、ポケットからスマートフォンより一回り大きいホッチキスで、裂け目をとめた。


「何が起こった?歯が欠けたことよりとんでもないこと起こった気がするんだけど」

「昔、聖剣士に不意打ちされてね。もう大丈夫。続きを頼む」


フォンファは何事もなかったように、またユニットに仰向けになり、大きく口を開いた。


「いいのかそれ」


裂け目に力をかけないようにバキュームを置き、オリハルコンのバーで手早く欠けた犬歯を移行的にした。


「はい終わり」


ものの数秒の処置で終わった。ユニットを起こし、器具に消毒魔法をかけながら、視界共有魔法を唱えて丸めた犬歯をみせる。


「おおーありがとう」

「ざらつきもない?」

「大丈夫です。ちゃんと歯医者だった。感動ー。良かった」


フォンファは軽やかにうがいのためのコップを手にとる。


「何より。じゃ、五十万ルビーね」

「は!五十万!?ちょっと削っただけじゃん!高いよ!!法外だ!」

フォンファは、口に含んだ水をスピットンに勢い良く吐き出し、抗議した。


「きみたちモンスターは、保険適用外だから確かにある意味、法外だね。オリハルコンはとても希少性が高いモノ。未知の物質を削って破損の可能性があったことを考えるとむしろ安いくらいだわ。現にダイヤモンドのものは壊れたしね」


「うっ……そ、そのオリハルコンのドリルはいくら位なんだ?」


「オーダーメイド品で、サイズ違いのセット品だから一概には言えないけど、セットで二億ルビーだ。これがないと本当に仕事にならん。製作してもらった方には大変懇意にしてもらってるから、これでも安くしてもらった方なんだ」


「におッ…はあ?!……それなら、確かに、その通りだわ。納得した」


「それならよかった。今後ともご贔屓にどうぞ。」

「とはいえ、貯金はない。申し訳ないが、しばらくここでバイトさせてくれ」

スタッフルームの引き戸が今日一番の速度で開く。

「いやだゆ。噛まれてゾンビになるのは怖いゆ」


「噛まないつっの。あと、キョンシーだっての」


「まぁまぁ、キリちゃん。晴れの日は、猫の手も借りたいくらい忙しいし、実際募集かけても、モンスターが怖いからって、誰も来ないじゃない。」


「それはそうだけどもゆ」


「いやー助かるよ。フォンファ、助手として雇わせてもらおうとな」


「最初からそれが狙いだったのかってぐらい話が早いな。よろしくたのむ」


「ふんゆ。せいぜい足を引っ張るなゆ」

「気をつけるよ。先輩」

「せ、先輩?」

見えていた未来と違ったのかキリアは、わかりやすく目を白黒させた。


「なんだ?おかしいか?先輩だろ?」

「キリアっていうんゆ。キリア先輩とよんで欲しいゆ」

「キリア先輩」


「──悪くないゆ。フォンファ、手本をみせてやるゆ。まず院内を案内してやるゆ。あと、これが制服だゆ。これ名札ゆ」


 キリアはフォンファにチャコールグレーのスクラブを渡すと、スキップをしながら、スタッフルームに手招きをした。


「お、あ、ありがとう」


 フォンファもまんざらではなく、いそいそと後をついていくのだった。


 雨の日の院内を包んでいた静けさが、普段より少し控えめになった瞬間だった。

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