第5話 勘違い神は死んだ。
中三の自分。いじめに遭っていた。毒母に話しても、
「あんたが悪いからいじめられるんでしょ!辛気臭い!」
なので、せめて毒父に話を聞いてもらおうと思った。聞いてもらうだけで良かった。
話を聞き終えた毒父は、
「お父さん社会的地位高いだろ?」
お前ただの教育関係者だろ。
「だからお父さんが出ると、お前の中学の先生たちプレッシャーを感じる。お父さんの仕事に差し障りが出ても困るし。
だからお父さん、お前に何もしないぞ!」
「………」
自分は話を聞いて欲しかっただけだし、何かしてくれとも言わなかった。
その日から自分は、毒父は死んだものだと思うことにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます