第2話 終わってた結婚。―②
絶対神と女帝は交際し、結婚し、搾取子の私と愛玩子の妹をもうけ、―――熟年離婚した。絶対神が女帝に、文字通り離婚届を叩き付けたのだ。
自分「お父さん、なんでお母さんと結婚したの?」
毒父「お母さん?あー、あいつ変な奴だったな。ケッ」
自分「……だからどうして結婚したの?」
毒父「……お互いのことよく知らなかったからな。デートは月イチ、喫茶店で一時間だけだったからな」
自分「………」
毒父「それよりあいつ変な奴だったよ。結婚式の間近にさ、俺が仕事早く終わったから、あいつの実家に寄ってやったんだよ。そしたらあいつ、キーッて怒ってなあ。俺が勝手に実家に来たって怒鳴ってな」
自分「……なんでそんな奴と結婚したの?」
毒父「……結婚式の準備進んでたし、断るのも色々面倒だったし」
こいつ駄目だ。
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