気まぐれもんてぃー バイバイ☆子宮
ぽてぃお
第1話 はじまり
これは私が子宮とバイバイするまでの笑いあり涙ありの物語である。
思えば初めましての生理の時から生理痛なるものがキツかった気がする。
他の人の痛みなんか分かる術もないから自分の痛みがどんなもんか分らんけども薬飲まんとか考えられんレベルには痛かった。
ほんで生理痛だけでも絶許やのに経血量も多いときたもんや。ふざけてる??
生理に慣れてない頃は自分に合うナプキンなんか分からんもんやから適当なナプキン使ってもうて横漏れして服汚してもたり肌がかぶれてしまったりしてた。
盛大に漏れてズボン血まみれになって泣きながら帰った事もある。鞄で尻隠してね…
あの時の惨めな気持ちは一生忘れられやん。
それに昔から結婚願望0、子供産みたい気持ち0やったんで私にとって生理とかいう憎たらしい現象を引き起こす子宮は不要な臓器No.1となり果てていた。
とはいえ子宮をどうこうなんて自分でできるわけもなく憎しみと絶望の狭間共存するしかなかった。
そんなこんなで歳を重ねていくのだが自分でも気付かん内にゆっくりと育っていってたのである。そう、奴が。
私の体は奴によって悪い方へと突き進んでいくのであった…。
続く
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