第2話 現実
短大生になってもう半年はすぎた
短大は大学と違って1年生後半から就活が始まる
最近の授業では履歴書作り、ガクチカ、自己PRといった就活の準備が始まった
自分がどんな職種につきたいのか、どこに勤務したいのか、給料は?福利厚生は?とかそんなの言われても何もわかんない
もうそんなこと言ってる歳じゃないのも分かってる
でもほんとにやりたいことなんてないしなぁ
短大に入った理由だって不純だった
高校を出てすぐ社会人になりたくない、でも4年間も大学で勉強なんてできない
だから短大にした、2年間は遊べるかなとかそんなゴミみたいな理由
夢がないから来た、でもやっぱりここでも夢がないと行けないのか、、、
昔からアニメとか音楽とかそーゆのが好きだ
アニメを見て声優になりたい!と思ったこともある。でも、私の声は低くて可愛くないし特徴もないからって諦めた
音楽が好きだ。高校から楽器をはじめギターを少し弾けるくらいにはなった
高校、大学と軽音楽部に入ってボーカルとギターを担当した
バンドをやりたいと思ったこともある
こーやって小説を書き始めるくらいだし作詞とかしてた。
でも結局それを歌になんかできなかったしバンドやろうなんてなる友達もいなかった
毎回毎回でかい夢だけもってすぐ諦めて夢がないことを悲しむそんな自分が嫌いだ
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