怪異調査団
矢島キク
榊駅について
依頼者: 新島 翔(仮名)
著: 矢島 キク
榊駅とは北海道〇〇市〇〇町にあった処理済みの廃駅である。
2003年に利用している人工の問題で廃駅となり撤去され、2009年に撤去されて存在
しないはずの異界駅としてネット掲示板を中心にネットで話題になった。
当駅の特徴として
・常に雲一つない快晴で夜がこない
・周りにこの駅の名前の由来となっている榊が大量にお供えされている
・約1km先に一軒家があり、その中には女性の遺影がある。 また、その近くには何かしらの儀式の形跡と榊が大量にお供えされている。
・女がいます
2003年までは一人の男性が利用していたものの、脳卒中で死亡してしまい利用客がいなくなったため廃駅となった。 また、撤去した跡にはビルが建設される予定だったが、
建設中に鉄骨の落下や接触などの事故が多発したほか、女がいます という報告が多発するという怪奇現象が発生したためビルの建設は断念された。
でも女はいます
なぜかはわかりませんがこちらに対して笑っっているような気がするんです。私がこの文を書いているときに視線を感じるんです。 きっとあの女です。私が女の視線に怯えているにも関わらず、女はいます。女はいます。全く、人がされて嫌なことをし続けてると嫌われますよ。 女はいるんですが。 ああやだやだ。でも女はいるんですね?
ごめんなさい。少し取り乱しました。本当はこんなこと書いてる暇があるんなら助けを求めていたいんですが、どうせそんなことをやっても無駄なので、引き続き、私が調査した怪異を紹介していきます。なにとぞ、よろしくお願いします。
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