愛と欲望のメイドレイ
烏海香月
act1 契約と約束
第1話
期限は一年だった。
『行くあてがないのか』
そう声をかけてくれた人、それがご主人様だった。
孤児院育ちの私が孤児院を退所しなくてはいけない年齢の18歳になっても行くあてが見つからなかった頃、その孤児院の経営者であるご主人様からメイドという仕事と住む場所を与えられた。
強面で得体の知れない歳上のご主人様に感謝しながらもやっぱりその見た目、雰囲気で最初は怖くて仕方がなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます