応援コメント

第七話『犬の惑星-Planet of the Dogs-』」への応援コメント

  • 読ませていただきました。
    この物語には、現代社会のペット産業の闇への批判や警鐘、遺伝子交配により都合の良い生き物を作り出す人間の浅はかさ。そんなものを感じました。

    最後にユメ(シーヴァ)は人間たちへ復讐を果たし、それは革命となったのだと思います。しかし、私にはユメが華乃や家族から与えられた愛情は本物だったのではないかと思いました。

    憎しみにフォーカスしたこの物語も好きですが、積み重ねてきた日々の記憶もまた、ユメにとって大切なものであったらいいなと思いました。読者の勝手なエゴですが。

    素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございました!

    作者からの返信

    mk*さま

    たくさんの、素敵なコメントをありがとうございます。

    ユメと華乃が共に過ごした日々をもっと詳細に描こうとも思いましたが、話がヘビーになりすぎるので、あえて省きました。

    ユメ目線ではもちろん、ヒトに対する憎しみ、から復讐しているわけですが、マクロ的には、かつて恐竜が地上を支配する時代があって、哺乳類が台頭していったのと同じように、地上の支配者の交代、政権交代のようなものがなされた、ともとれるかと思います。

    ちなみに今作は、『猿の惑星』(Planet of the Apes)から多大な影響を受けております。