魔法使いと皇の剣
@1232123
プロローグ
世界に神様が生まれた、神様は2つに分かれて更に多くの神様が生まれました。
最初の二人の神様は
始まりの神様と呼ばれ、秩序の神様と混沌の神様と呼ばれました。
沢山の神様達は沢山の姿に変えてこの世の源になりました。
しかし残りの神様達は、他の神様と同じ物にはなれませんでした。
この世の一部にならないと世界に現れる事ができない神様達は様々な生き物を依代として生みだしました。
更に生み出された生き物から、新たな生き物が、、
こうして世界に生き物が誕生しました。
しかし生まれた生き物達は神様と違い、生きる事に他者の命が必要な物も多く、やがて戦いが始まりました。
神様も自身の作った生き物が死んでしまうと、この世にいられなくなってしまうから、生き物の身体を借りてその力を使うようになり、何度も戦いを繰り返しました。
多くの闘いが繰り広げられる中、世界から神の手を借りずに生命が誕生していたのです、、それが人です。
人は非力でした。しかし人にはどんな神様の力も借りて闘う力がありました。
神様達もまた人の願いが力となり、いつしか神様は戦いに人を加えていきました。
しかし人の中には戦いの中で共存を選ぶもの達も現れ、やがて手を取り合うようになりました。
そんな人をみて手を取り合う神様達も現れました。
こうして平和な時代の中、人はどんどん生まれていき、やがて人は、自身に都合の良い神様だけを信仰するようになり
神様もそれを受け入れやがて、他の神々は忘れていきました。
しかし追いやられた神や信仰する人、生き物の中には新たな土地を目指した物もいました。
平和を望んだ人や生き物、神は自身の平和の為にその土地を封じました。
またその土地の神や生き物達も、また自分達の望むように土地を封じました。
こうして世界には同じ種族でも違う神を信仰するものや
価値観をもつ物達が生まれ、干渉できないよう大陸を切り離しました。
大陸の外から来るものや、中から出るものを禁ずる所もでき、いまの世の中が生まれたのでした。
〜『グランタリス大陸における神と信仰について 教本』〜
作ゲルマンド・クク/350年作/1章16ページ引用
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