マッチングアプリ
@lsd_de_od
マッチングアプリ
日本には四季があるので、よくどの季節が好き?なんて質問をされる機会がある。
私はいつも冬が好きだと答える。何故かと言うと夏の暑さには耐えられないし、春や秋は虫が多くそもそも最近の春や秋は存在しているのかどうかも微妙だからだ。
しかし毎年冬になってみると冬の嫌なところが浮かび上がってくるのだ。
暑いのはもちろん苦手だが、寒いのも結局嫌だし、一人の時間がとても寂しく感じるような気がする。
街を歩くカップルがこぞって手を繋いで歩くようになる。「寒いから手を繋いで歩こう」なんてセリフがきっと飛び交っているのだろうと、心の中で見かける度に嫉妬してしまう。
この嫉妬を抑えるためには私も恋人を作って手を繋いで歩くしかない!と思いマッチングアプリ入れてみた。リアルでの出会いなどあるわけないので、こうするしか無かったのだ。
結論から言えば、上手くいかなかった。
そもそも、私がしたい恋愛はマッチングアプリでの出会いではなく日常を共にすごした人間との中に不意に生まれる恋 ふとした瞬間に訪れるキュンを求めていたのかもしれない
拗らせちゃって、大変ですね
早く死にたい 死神とのマッチングアプリを作って頂けませんか
おやすみなさい
マッチングアプリ @lsd_de_od
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。マッチングアプリ の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます