面接

(あ〜面接緊張するぅ)


彼女の名は涼森彩那、最近ゲームのし過ぎでバイトに応募、これから面接に行くみたいですね


(やばい、遅れるっお母さん行ってきまーす)


(行ってらっしゃい…あら?)


(すみません遅れましたっ)


(いらっしゃいm…)


1人の少年が彩那を見た瞬間、持っていた食器を落としたのです


(だ、大丈夫?…あの…私面接に来たんですけど?)


誰かに電話をかける少年


(あ、もしもしパピー?今どこ?…え? いちご狩り?マミーは?…モーモー牧場?…牛さんと戯れてる?…)


お手伝いとかかな…?


(面接は?…OK僕がやる)


(あの…)


(僕がやることになった)


(え?あ、はいよろしくお願いします)


(ケーキは好きですか?)


(はい!大好きです!)


そう言うと、少年は照れながら耳を触り始めた、そうこの少年何を隠そう照れると耳を触る癖があるのだ


(抹茶ケーキでも愛せますか?)


(はい!抹茶ケーキ、愛してます!)


(合格です!)


いや、なんですか?この面接、それで合格にしちゃうの?


(え?ほんと?)


合格が言い渡されたと同時に店の扉が開いた


(おお、シャル、面接はどうだったん?)


(合格にした!)


(ソッカソッカ、いやね、ゴメンね!実は新作のケーキが思いついたんやけどな…そしたらじっとしてはいられなくてネ、速攻で いちご狩りに行ってきてもうたわ)


(は、はぁ…)


(てか、その制服、この子と同じ高校なんやね!)


(え?あ、え?…高校生?)


彩那の問に頷く


(いや、てっきり小学S…高校生だとは思わなかったなぁ…)


(あ、パピーはこの後、麦田さんとこに、小麦粉を貰う交渉にイッテクルヨ、店番よろしくナ)


なんか、日本語覚えたての中国人みたいと言いますか…めちゃくちゃ下手な関西弁と言いますか…いろいろと面白い日本語を話していた、シャルの父親なのでした


(じゃあ早速だけど明日から出勤出来る?)


(あ、はい!よろしくお願いします)


(僕はシャルル、よろしくね!)


(シャルル?…シャルね!私は彩那です!)


(オーケーサナちゃんね)


(そういえばハーフ?)


(マミーがフランス人でパピーが日本人、でも日本語以外は話せないよ…)


(そうなんだね、明日からよろしくお願いします!)


彩那のこれからの学園生活、バイト生活、どうなって行くのでしょうか?次回をおたのしみに!











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Stellar✨ 明星愛莉 @Akeboshiriruru

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