くすぐったかったり、優しかったり、嬉しかったり

この手…と言ったら失礼なのかもしれませんが

私が百合系を見出したのは

「やがて君になる」というコミックでした。

ガツガツと読み漁ったわけではなく

なんとなく表紙が目にとまったから。

それから暫くしてここにたどり着きました。

なんとなく照れてしまうような、くすぐったい

物語を読みたくて。

そして「いばら姫とおやすみ」を見つけました。

とても読みやすく、きめ細やかで
でもしつこくない。

会話パート、心理描写パート
2人の視点から綴られる物語。

その全てに
頷いて、照れたり不安に思ったり
と一気に読んでしまいました。

可愛らしい二人のやりとりを 想像したら

クスクスと微笑ましく思えて

照れてしまうような場面では、

気恥ずかしいような…でも

言葉ではない何かを…言葉にできない想いを伝えたい。

そんなどちらの心情にも共感させられてしまう

そんなふうに綴られるこの物語がとても好きです。

キャラクターでは
二人の主人公も含めてとても好感が持てて
(現状で表現されている人物に限る)
おそらくはこの先…いばらさんの身内にはそれなりの理由があれど。
それでも
二人の健やかな時間を願う身としては
良い感情持てないのかなぁ?と思っています。

時雨さんのようにも

いばらさんのようにも

人を好きになれたらなぁ…て

素直に思わされました。