ヤンキーの従姉を更生させるつもりが俺の方がヤンキーへと進化～！ そこん所をヨ・ロ・シ・ク～！

第1話 前置きは、良く物語である、普通の奴とヤンキーの友人関係は成り立たないと愚痴を漏らす（１）

　俺は良く映画やアニメ、マンガ、小説等で書かれている主人公の台詞で『俺の友人○○は、見た目通りのヤンキーだけれど。俺とは何故か気の合う奴でね、親友なのだよ』と言った台詞を俺は良く目にすることがある。

　だから俺も家の近所の幼馴染と言っても過言ではない不良（ヤンキー）のアイツ……。

　そう俺とは小中高と一緒だったアイツ……。学校内で会ってもアイツと俺とは、女性アイドルの話しやミュージシャン……。

　まあ、あの当時！　昭和の時代にヤンキー達の間で流行った矢沢の永ちゃんやキ〇ロル、舘〇ろしにクー〇ス、宇〇竜童、ダ〇ンタウン〇ギウギバンドと……。横〇銀蠅に郷ひ〇み、アン・ル〇スに山〇百恵……。田〇俊彦、近〇真彦、松〇聖子に中〇明菜、小泉今〇子等も流行ったな、確か……？

　ああ、それとチ〇ッカーズにキ〇デラック、ハ〇ンド・ドッグにレベ〇カ等もいたし、荻〇目洋子は年代的にどうだったかな？

　まあ、ヤンキーなアイツが好みそうな音楽の話題ならば直ぐに奴は食いつてきた。

　それに週間マンガ雑誌のジ〇ンプやマ〇ジン、サ〇デーにチ〇ンピオン……。

　あっ！　それと？　少年キ〇グもあったなぁ。まあ、そんな週刊誌や月刊誌に連載されていたマンガ……。

　特に俺達昭和の高校生に大人気だったのがヤングマ〇ジンに連載されているマンガでね、ビー〇ップハイスクールやシ〇コタンブギ、代〇TAKE２は大変に人気があったと思う？

　そしてジ〇ンプの方は？　まあ、ジ〇ジョの冒険とかは出始めぐらいだったかな？　それとも未だ連載前だっただろうか？

　でも俺達はジ〇ジョの冒険よりもド〇ゴンボールやド〇タースランプ、リン〇にかけろ、気まぐれ〇レンジロード等が人気があったと思うのだが？　ス〇ムダンクや幽〇白書、ろく〇なしブルースはもう少し後だった気もするから、ジ〇ジョの冒険も一緒で、もう少し後だったかも知れない？

　でッ、マ〇ジンの方はと言うと？　やはりヤンキーマンガのカ〇レオンに特攻〇拓辺りが、大変に人気があった。

　そしてサ〇デーの方はラブ＆コメディーの元祖──高〇先生がいるから。高橋先生マンガを筆頭にラブコメ作品が、人気があった気がするのと？　今日から俺は〇！　だった、と思う？

　でッ、キ〇グの方は湘〇爆走族やバッ〇ボーイズ等が、人気があったし。女性誌の方もロ〇タイベイビーや花のあ〇か組、ホ〇トロード等も、男性であろうともヤンキーの奴等は見て読みしていたと思う？

　まあ、とにかく、あの頃の時代──昭和の終わりの時代はね。本当にヤンキー漫画も多く、普通に各県の暴走族等のドキュメント写真集等も平気に書店で売れていた時代だった。

　その暴走族のグループの中に芸能人等が居て、見つければ。

『マジでアイツヤンキーだったんだ』と、みんなで歓声をあげながら騒めいていたような時代……。

　そう、若者達が時代や社会に反発していた時代……。戦後の昭和の時代に俺は幼馴染が好みそうな雑誌……。

　俺が今の今迄説明をしていたマンガ等の感想の話しを幼馴染にすれば。アイツは俺の話しに対して直ぐに好感、興味を持ち、会話に対しても子供のようにはしゃいでくれた記憶がある。

　アイツ自身は見た目容姿の通りに本当に恐い奴……。もう、それこそ？　俺達の住む市（町）で誰も知らない者がいないくらいのヤンキーでね。頭の髪形をパンチパーマに反りを入れた怖い兄ちゃん達でさえも、俺の幼馴染さまのことを畏怖して、恐れ慄くぐらいの奴だったけれど。俺はそいつの幼馴染だから。