一章-壱
クソだるい。
そう思わされる原因はこいつである。
「隊長ー!!任務完了しました!褒めてください!!」
「隊長ー!!隣の攻部隊の仲良い人が死んじゃいましたー…!慰めてください…。」
さっきから、隊長隊長とうるさい男、輝久 喜星(きがく いっせい)に 私、血呶 星夭(ちど せいか)は懐かれているようだ。
それとも、隊長という偉い立場にいる私に媚びを売っているのだろうか。大半、後者であろう。
さて、そんなことは置いておいて、KBZの制度を説明する。
KBZは、「KBZ組織本部」から大きくわけて
「攻撃隊(攻隊)」、「保護隊(保隊)」、「守備隊(守隊)」の三隊に分かれている(この三隊をまとめて三名隊という)。
攻撃隊は率先して敵を倒す役割。
保護隊は怪我人を治療する役割。
守備隊は結界で守りを固くする役割。
どこも、欠けてはならない大事な役割だった。
三名隊一つには、十二部隊入っており、その十二部隊の中でも役割は分かれている。
十二部隊一つ一つに存在する部隊長は、隊長の次に偉いまとめ役。
他にも色々あるが、大体はこんなとこだろうか。
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