第5話 ちくちく刺繍をしております

2024.12.16(Mon)


半年くらい前、夏くらいから

ちくちくと刺繍をはじめた。


きっかけは、オーディブルで

知野みさきさんの「神田職人えにし譚」という小説を読んだことがきっかけ。

主人公の咲さんのキャラクターに惹かれ

私もあんな風になりたい!と

お咲さんが憧れの女性の1人になってしまったので、単細胞な私はまんまと刺繍を挑戦しはじめた。


名前が同じだからという理由で、なんとなく読みはじめた本なのだけれど

江戸時代が舞台になっていて職人さんのお話でそれがとっても格好良くて

お咲さんに深く関わる人たち、特に錺師の修次さんと、小さな稲荷神社の神狐の化身であるしろとましろの4人の描写が大好きで

本当にハマっている。


刺繍をはじめたり

神田にある、神狐が2匹いる(数え方合っているのかな、、)小さな稲荷神社を探して

勝手に1人聖地巡礼もどきをしてみたり。


全く、がつんとハマってしまうと

とことんその世界に入り込んでしまう。


そんなわけで、休みの日には刺繍をちくちく縫っているのだけれど

刺繍ってなかなか難しい!でも面白い!


どうしてもシュールな表情の猫や犬になってしまったり、歪な形のお花になってしまったりするのだけれど

それもまた愛嬌を感じてしまう。

もっと上手に縫えるようになって、縫箔師のお咲さんに少しでも近付きたいけれど

飽きっぽいわたし。いつまで続けられるかなあ。

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