第6話
こうして着替え終わった僕は執事に連れられて食事をすることとなった、僕が食事をする宮殿の部屋に入ると無表情の冷たい目をした少女の姿があったがよく見てみると、それがシーラだということに気が付いた、こちらをシーラが向くと、さっきまでの冷たい表情は一瞬にしてなくなり、途端に笑顔に変わった、あ!レン~、さっそく衣装を変えたんだね!と嬉しそうに声を上げたシーラははっきり言ってかわいかった、(しかし、、あんな顔するんだな)レンはさっきの鬼気迫る表情と打って変わって今度はお気に入りのおもちゃを見る子供のような無邪気な目をしたシーラの変わりように驚いたがさっそくレンはいすにかけた、あとになってアンナも来たがレンの表情は以前の待つときの表情と変わらなかった。そうしてすぐ食事が運ばれてきた、どうやら肉料理らしく、食事の前の伝統的な儀式が済んだ後、僕たちは食事をしたのだが、、、なにか味がおかしい、なぜかとシーラに聞いてみると、シーラはこういった、シーラああ、今日は人肉の日なの、その言葉を聞いた途端、僕とアンナはすぐさま食べる手を止めた、シーラは続けてこういった、シーラなぜかというとね、王族が負けた時、その王族は死んだあと、体を解体されて、生きている各王子に部位が配られてそれを食べる習わしなの、この肉は私の弟の15王子の肉、いっぱい遊んであげたっけ、かわいそうだからせめておいしく食べなきゃね、そういうと、シーラは食べるのを再開した、だがシーラの目をよく見ると、」少し涙ぐんでいるのがわかった、シーラいやならむりせずたべなくてもいいのよ?私だけで食べるから、それを聞いて僕はこんなことを言わせてしまった自分に腹が立ち、火が付いた、なんとしても食べなくては、レンシーラ、僕は食べるよ、君一人だけにこんな大きな重荷を任せたくない、そういうと僕は食べるスピードが速くなり、王子の肉を食べ終えた、」続いてアンナも、泣きながら肉を食べ終えた、そうするとシーラは涙を浮かべながらこう言った、シーラごめんなさい、こんなこと初めてで、なぜか涙が止まらないの、そういうとシーラは大粒の涙を流した、権力闘争に巻き込まれたシーラは仲間というものを持つのが初めてだったのだ、シーラは自分が今まで立ち会ったことのない感情に戸惑ったがそれがすぐにうれしさ絵と変わった、こうして僕らの夕食会は終わった、その後、残った骨などの食べられないものは、王子のは国埋葬して僕らは手を合わせてこう祈ったこのようなことが僕らの代でなくなるようにと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます