「積ん読」 改善点 ③空白行の使い方 ④心情、物語の展開

前回に引き続き、改善点を記述させていただきます。

今回は空白行です。

正直なことをいいますと、僕自身もブランクを使うのが大の苦手で、おそらく今回のこの感想も空白行の入れ方がおかしくて読みづらいかもなのですが、他の人のを言うのは好きなんでやらせていただきます。

(↑クソ野郎)


<<空白行の使い方&心情、物語の展開>>

作品の間で、空白行(以下、ブランクと表記します)は、主に「」ことで、物語全体を読みやすくする。

まぁ、他にも単純に文字がつまりすぎてて読みづらくなっているときに、なんとなくでブランクを入れている人もいるのではないでしょうか。

セリフと台詞の間とかに使っている人もよくいますよね。

―――僕の場合はブランクをあんまり使わないので少し読みづらくなってしまっているのですが……ボソッ



さて、今回、読ませていただいた積ん読も沢山ブランクが使われていて読みやすいなと思いました。

あと、今回は、<<心情、物語の展開>>も同時に喋らせていただこうと思います。

まず、一般的なブランクを使用する理由は、上にもいくつか表記しましたが、


①物語を段落やシーン、場面展開ごとに分ける。

②行がつまりすぎることで見えづらくなるという現象を防ぐ。

③セリフとセリフの間に入れ、②と同様に見えづらくなることを防ぐ。

④なんとなく入れてる。


くらいかな、と思います。



あと、上の①に関連して、物語やシーン、場面の展開に使われる一般的な方法として、


①ブランクをいれる。

②「***」(アスタリスク)や「・ ・ ・」など様々な記号を使う。


の2つだと思います。


「積ん読」の場合は、物語を展開するときに、

ブランク1行&アスタリスク&ブランク1行

という組み合わせが使われていますね。(<俺>が小さくなるところの前後は、ブランクが1行じゃなくて2行になっていますが、1番大きく状況や場面が変化するところだからだと思います……)


この作品では、物語を展開させる時以外にも、ほとんどの段落で、段落ごとにブランク、セリフのところでブランク、繰り返しの技法(<引用1>)のところでブランク、その他いろいろなところでブランク、というふうに、ブランクをめちゃくちゃ沢山使っています。


引用1)登る……登る……本の山を……


正直なことを申しますと、もう少し、ブランクのいれる場所を厳選したほうが良いかなと思いました。


具体的にどこにブランクをどう入れたらいいかなどは、作者からして、読者の方々に特にどこで場面の切り替えをしてほしいか、というのを意識して入れてみてください。

もしかしたら、ブランクの入れ方一つだけで、作者のイメージしている状況や展開と読者に伝わっているそれが全然違っていることになっているかもしれないので、かなり重要な要素となると思います。


もう一つ、「物語の展開、主人公の心情の展開が急すぎる」と感じたのですが、これは、実際に第3者的な目線でもう一度作品を読み返していただいたら、わかると思います。

さっきまでは大人しかったのに、いきなり怒鳴るような口調に変わったりする場面もありました。

そのようなところでは、段々とイライラが積もってくるような感じで執筆していただけたらよいかと思います。

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