勿忘の君に~Forget You Not, Forever And Ever~

紫音

第1話 -序-

今からちょうど五百年前、一人の女の子が生まれた。彼女は美しく、そして強かった。しかし彼女にとってただひとつ、生まれた時代の運が悪かった。現代に生まれていれば、例えば誰もが憧れるような、あるいは学校の英雄のような、たとえ小さくともどこかの世界で名を残していたであろう少女。

これはそんな少女の、悲しい恋のお話。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る