てるとくん嫌われ(第4話)
てると(今はあの人たちを倒す作戦を考えたいのに)
そうま「てるとー大丈夫ー?」
てると(なんでだろう…泣きたくないのに…ポロポロ(・_・、)」
そうま(どうしたんだろう)
そうまは、てるとの部屋へと向かった。
ガチャ
そうま「えっ」
そうまは、てるとに近づいた。
そうま「てると、どうしたの?!」
てると「実は、僕、今日からいじめられるらしいんだ。; .;」
そうま「は?💢」
てると「今日殴られて、明日にはきっと…クラスメイトから虐められて…兄弟から虐待うけて…ウッ。゚(゚´Д`゚)゚。」
そうま「…」
そうま「俺は、ずっとてるとの味方だから。」
てると「そまちゃ…」
てると「(ノω`。」
てると「そまちゃ大好き」
そうま「下行ける?」
てると「今はちょっと…」
そうま「持ってこようか?」
てると「うん(´・ω・`)」
そうま「わかった。」
そうまは、リビングに行き、夕飯を取り出した。
ばぁう「ん、そま、てるちゃんは?」
てるとがいないことに気づいたばぁうは、そうまに問いかけた。
そうま「自分の部屋で食べるって」
ばぁう「ふーん」
ばぁうは、何一つ疑問を持たず、夕飯を食べ始めた。
そうま「てると、夕飯持ってきたぞー」
そうまは、てるとの部屋に入った。
てると「ありがとう。」
そうま「殴られたところ見せて?」
てると「えっ」
そうま「殴られたんでしょ?」
てると「いいの?」
そうま「治療するから」
てると「ありがとう。」
てるとは、そうまに、傷口を見せた。
そうま「酷いなこれは」
てると「…」
そうまは、殴られたところを治療した。
てると「ありがとう」
そうま「後は一人でいい?」
てると「(゚゚)(。。)コクリ」
そうま「わかった。何かあったら言ってね。」
そうまは、そう言って、てるとの部屋から出た。
てると「どうしようモグモグ」
てると「とりあえず明日になるのを待つか」
なかなか眠れない夜だった。
学校に行く時間になり、ナイトAは学校へと向かった。
てるとが教室につくと、全員がてるとに視線を向けた。
なぜか、いじめっこたちは、てるとを見て、泣き出してしまっていた。
気まずい空気の中、クラスメイトの一人が口を開いた。
クラスメイト1「てるとくん…酷いよ…」
クラスメイト2「てるとくん…優等生じゃなかったの…」
いじめっこたち「あってるとくん…」
てると「えっ?みんなどうしたの?」
てるとが問いかけると同時に、ナイトAメンバーも問いかけた。
まひと「ねえ!なんでてるちゃんにひどいこというの!」
しゅん「まってどゆこと?」
ばぁう「俺のてるちゃんがなんだよ💢」
いじめっこたちは、泣きながら喋りだした。
いじめっこ1「昨日放課後呼び出されて…」
いじめっこ2「殴られて…」
いじめっこ3「しかも私が告白してた最中に…」
いじめっこ4「僕たちは、こっそり見守ってて…」
いじめっこ5(天才)「俺たちまで殴られた(;。;)」
ばぁう「え…」
しゅん「てるとがそんなこと…」
まひと「そうだったんだ…つらかったよね…泣いていいよ。」
てると(予想通りか)
てると「昨日あったことと正反対なの笑」
しゅん「おいてると?💢」
てると「やっぱりか。ハイっ」
ばぁう「もう話しかけんな。あと新しいルールな。
1家事・俺たちの宿題・俺たちの課題は全部やること
2俺たちに敬語をつかえ
3俺たちに近づくな
4俺たちに逆らうな
5俺たちに気をつかえ
6俺たちが不機嫌になるときは喋るな
7殴られても対抗するな
あと後にルールは増えるかもしれんから把握しとけ」
てると「はーいスタスタ」
そうま「スタスタ(てるとを追いかける)」
二人は空き教室についた。
てると「…やっぱり…僕…辛いよ…」
そうま「そうだよね…辛いよね…」
そうま「でも俺は、ずっとてるとの味方だから。安心して。」
学校の授業がすべて終わって、放課後になった。
そうま「てると、念のため一緒に帰ろう?」
てると「ごめん、今日呼び出されてるから。」
そうま「えっだれに呼び出されたの?」
てると「えっっっと…」
そうまは、いじめっこがてるとを殴るために呼び出したことを察した。
そうま「俺もついて行く。」
てると「…ありがとう…」
てるとは、そうまと校舎裏に向かった。
いじめっこ1「は?てるとお前なに仲間連れてきてんだよ💢」
そうま「俺が勝手に着いてきてるだけだ。あとお前俺の友達虐めてるらしいな。」
いじめっこ2(え?なによ?こいつてるとのこと信じてるの?)
いじめっこ3(まじか…このそうまってやつ優しすぎだろ)
いじめっこ1・2・3は女の子です。
いじめっこ1・2・3(このそうまってやつをてるとから奪ってやる)
いじめっこ1(やさしいところ惚れた//)
いじめっこ2(かっこいいところ惚れた//)
いじめっこ3(声イケボなところ惚れた//)
そうま「おい💢」
そうまは、一歩進んで言った。
そうま「ドコッデュクシッドコッ」
いじめっこたち「ゲホッ…ガハッ…ゴホッ……」
そうま「このことはだれにも言うなよ?💢」
いじめっこたち「チッ…」
そうま「返事しろや💢」
いじめっこたち「ビクッはい…」
そうま「俺が今やったことはお前らがてるとにやったことの十分の一にもならねえ」
そうま「あやまれ」
いじめっこ5(天才)「あ、謝るわけねえだろ!」
いじめっこたち「ばい!」
いじめっこたちは帰った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます