妄想劇場
穴八真綿
序章 満員電車の中で一人セーラー服
満員電車の中ーーー
揺れる!!!
一人だけ、車両の中で、
セーラー服を着た
中学生は
実は毎朝、
1日も欠かさずに
痴漢にあっているわけだが、
内心、勉強に集中した方がよさそう、
思ってそうだ。
重い鞄に
履きなれない
革靴
足がイタタ
電車が、
カーブで
揺れると、
勢いよく後ろの男の
靴の上に、
制カバンが落ちた!
いててて!
サラリーマンの男が
お尻を撫で回すように
ねちっこく
触っていた
のを、途端にやめた。
別に、故意に重いカバンを
サラリーマンの後ろの男の上に
落としたんでもなく、
単に、カバンが重くて
満員電車の中で持てなくて、
持ちきれなくて
手を離したが、
まあ、痴漢を止めてくれたのはよかった。
妄想劇場 穴八真綿 @busukou-ai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。妄想劇場の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます