短歌集

冬 in 2024

去るものは

真っ白な雪が

溶けるよに

感情ごと

消え去ってくれ

＜情景＞

最近会った友人と喧嘩してしまった時を久しぶりに思い出した時、雪のようにいつかケンカの原因も溶けてどこかに流れ出ていってほしいと思いました。

きっと、雪が深々と降るようにちょっとずつ壊れていってしまったのか、吹雪のようにちょっとしたことで大きく喧嘩をしてしまったのか、それとも全く別物なのか、全く覚えてない今の主の心情でした。

月を見て

飲む酒の味

忘れない

永遠（とわ）に続く

星空の世界

＜情景＞

主の年齢に関わるので何時ごろかは伏せさせていただきますが、お酒を飲めるようになった時初めて一人で飲んでいた時、見ていた景色を書きながら思い出しました。

あの日は初めてお酒を飲めるようになってから迎えた冬の日でした。

雪に反射した光も星空も全てが輝いているように見えました。

きっと、あの景色を主は永遠に忘れられない気がしています。

冬にのみ

会える奇跡が

希望の灯（ひ）

枯れない命

叶えてほしい

＜情景＞

冬って美味しい食べ物いっぱいありませんか？

主は本当に個人的にいちばん冬が季節の中で好きなのですが、いかんせんさむさ耐性が低いもので部屋で布団にくるまる事を愛してやみません。

いつかアレルギーとか関係なく、いっぱいたらふくカニが食べられる事を願っています。

白い息

増えてく中で

消えていく

君と過ごせる

タイムリミット

＜情景＞

主に恋人がいた時から冬はどこか別れの季節のようなイメージが今までずっとあります。だからこそ、今大切だと思う人との時間を大切にしたい。

どこか外で待ち合わせをしているときに、タイムリミット少し考えてみてもらえたら嬉しいです。

もみじおち

山の衣

束の間に

いつかの白粉（おしろい）

今年も来てくれ

＜情景＞

久しぶりに俳句や短歌を書きたくなり、季語を入れ忘れてることに後半気づき急に入れた句になってます。

でも、毎年雪が少なくなっているらしいです。

もう何年も雪山に行ってませんが、このニュースはなぜかよく目に止まります。

だからこそ、昔みたいなスキーしかない雪山行きたいです。

真っ白な白粉をたくさん塗ったような雪山行きたいです。

誰か良い場所、教えてください。