カクヨムコン10のおすすめ作品
nullpovendman
プロローグ、あるいは、この作品について
・これは何?
カクヨムで賞を取ってみたいが、小説の賞を取るには実力が足りない。
……そうだ! 読者賞を取ろう! という狂人による、カクヨムコン10攻略記、というかその過程で読んだ作品からのおすすめ一覧です。
それだけ知っておけばOKとして次の話に進めばいいです。以降は蛇足です。
・お前は誰?
nullpovendman(ぬるぽべんどまん)という名前で、web小説やweb小説のレビューを書いている者です。
ここ1年くらい小説を書いておらず、今回のカクヨムコン10に関しては作品投稿では不参加のため、もはや読み専と言ってもいいのではないでしょうか。
カクヨムコンは受賞歴が1回あります。
ただし、最熱狂レビュー賞という読者のための賞です。
nullpovendmanは何語でもなく、造語です。
好きなマンガのキャラクターをもじってnullpo vending machineにするつもりだったのですが、長すぎていろいろなサイトで登録できなかったので削った結果生まれた謎の単語です。エゴサは最強です。
・カクヨムコンの読者賞って?
受賞作品にレビューを書いた数とレビュー内容を考慮して決める、読者の中の読者が受賞する賞です。
去年のカクヨムコン9ではスコッパー賞という名前でしたが、スコッパー(作品を見つけてくる人)という感じでもないからか、今回からは読者賞という名前になっています。
昨年のカクヨムコン9ではどうだったのでしょうか。
スコッパー賞は朱音ゆうひ先生が取っており、100以上レビューを書いて、受賞作を20作を的中させています 。
朱音ゆうひ先生は自身もプロ作家として活躍する傍ら、カクヨムの文字ありレビューを200以上投稿されており、精力的に活動しているとてもすごい方です。今回は審査員の一人であり、もはや殿堂入りしたみたいな感じですね。
カクヨムコン10の読者賞が去年と一緒のラインで決まるとした場合、20作品以上の受賞作を当てる必要があります。
20個レビューを書いて全部が受賞作ということはさすがにないでしょう。
相当な眼力を持っていて半分当てるとしても、倍の40個くらいはレビューを書く必要があります。
ガチで狙うなら先人の結果にならって100個~200個は書いた方がいいということですね。
……もうさァッ無理だよそんなに読む時間ないんだからさァッ!
とにかく、書けるだけレビューを書いてあとは祈りましょう。
ちなみに、読者賞は副賞で10万円もらえます。そういう意味でも取れるならうれしいです。
金 金 金! 読み専として恥ずかしくないのか!
また、読者のための賞として、昨年は最熱狂レビュー賞という枠があったのですが、今年はありません。
各部門で一番レビューの多い作品「最熱狂賞」に対して、一番いいレビューを書いた人がもらえる賞でした。先述の通り、私も一作品に対して取っています。
私が最熱狂レビュー賞を取ったのは、
レオナールD先生の『モブ司祭だけど、この世界が乙女ゲームだと気づいたのでヒロインを育成します。』
です。
面白いので読んで下さい。よろしくお願いします。
さて、カクヨムコン10の読者賞をガチるとして、どういう作戦がいいでしょうか。
まず、重要なのがプロ作家部門です。
唯一、読者投票なしで最終選考なので、単純に面白いかどうかだけを見て、面白い作品にレビューを書けばいいです。
プロ作家部門は5〜10作品くらいは賞を取るはずで、初日は250作弱くらい投稿されていたので、上位2%に入っていると思えばレビューを書けばいいということになります。
ただし、今年のカクヨムコンでどのジャンルを多めに取るかはわからないので、運の要素も強めです。
とりあえず片っ端から読みましょう。
プロ作家部門以外のジャンルは読者選考があります。
作者の知名度や作品の強度が強く影響してくるため、12/6以降、週間ランキングが出てから上位150作くらいずつ読んで面白いと思ったものにレビューを書いていく、というのが制度を利用したちょっとズルい方法です。(150作全部読んでいたら、それはズルでもなんでもない、ということに目をつむれば。)
応援したいジャンル・作品があるなら、どちらかといえば、順位に関係なくレビューを書いて日間、あるいは週間のランキングに貢献した方がいいです。
作者の励みにもなりますからね。
私は最初の一週間はホラージャンルを主に読んで、推し作品を広めるぞ、と言う気持ちでやっていました。
また、審査員が勧める作品はランキング下位でも通るそうなので、「めちゃくちゃ面白いけど誰にも読まれていない作品」を探せるなら、そちらにもレビューを書くといいと思います。
・どういう作品が受賞すると思っているの?
面白い作品としか言いようがありません。
あと、募集要項と過去の受賞作をよく読んで、ちゃんと作品に向いている部門に投稿してあるのは必須かと思います。
ライト文芸部門なんかは特に。
マジで。募集要項と過去の受賞作を読んでください。
ライト文芸部門は、女性向けの小説部門なはずですので、きちんと女性向けに書いているだけで受賞確率が非常に高くなる、ねらい目の部門だと思います。
異世界冒険などのメジャージャンルは、読者選考を突破するために作者の知名度が必要です。が、作者の知名度がなくても、ぶっちぎりで面白ければおそらく読者選考を通ります。
作者の皆様は、ぜひ、自分の信じる面白さで殴り合ってください。
・レビューってどう書くの?
レビューにはおそらく二通りの書き方があります。ネタバレありで「ここが良かった! みんなも読んでくれ!」とする方法と、ネタバレなしでどういう作品か、どんな人に向いているかを書く方法です。
前者は「親指を立てて溶鉱炉に沈んで行くシーンに涙が止まらなかった! そのシーンまで見てほしい!」みたいなやつで、後者は「まさかの味方登場に胸がアツくなった。敵が強すぎてどう勝つのかまるで想像できず、ワクワクが止まらない!」みたいなやつですね。
私は基本後者をやることにしていますが、いずれにしてもここが推せる!というポイントを心の赴くままに書けばいいと思います。
ちなみに、ネタバレなしで書くとキャッチコピー欄(本人設定とレビューのキャッチコピーで2つある)に表示されます。
応援したい作品に自分の文が載るのはうれしいかもしれません。
レビューに、ここが嫌いとか、ここを直したいとか、ここが微妙、とかは正直書かなくていいです。
やめろー! レビューは人を傷つける道具じゃねぇ!
私とレビュー内容でバトルだ!
・ここで紹介した作品全部にレビューすれば読者賞をかっさらうことが可能?
できるのであればやってくれて構いません。
作品をきちんと読み込んだうえで、未読の読者を引き込むレビュー内容を書く力では、負けない自信があります。
(とはいえ、昨年のスコッパー賞たる朱音ゆうひ先生や、感想書きをメインにしているプロのライター数名にはレビュー作成能力では多分負けます。)
これを読んで読者賞に挑みたいと思った方、あるいは「レビューに自信ニキ」は、ぜひお気に入りの作品に文字ありレビューして見てください。
読者賞を目指して的中レビュー数とレビュー内容で殴り合いましょう。
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