レジャー散歩

天川裕司

レジャー散歩

タイトル:レジャー散歩


今日は絶好の散歩日和。

私は前から行きたかった

ちょっと大きめの公園に来て

その中をゆっくり歩いていた。


今日は不思議と公園内に誰もおらず、

さっきワンちゃんを連れて

出て行った人を見てからは

他に誰も見ていない。


とにかくだだっ広い公園で、

誰か居ればすぐにわかるから

そこに自分1人だけ居るのが

なんとなく寂しい気持ちもした。


でも、

「うーーーん、良い気持ち♪やっぱ天気の良い日はイイね♪」

来て良かったと思えるその公園だ。

その時、ポケットの携帯が鳴った。


香織「あ、美香?今何してんの?」

友達の香織だ。


「今、G公園で散歩中〜♪」

香織「あそうなんだ♪確かあのおっきい公園よね?」

「そうそう♪」


そこでしばらくしゃべってるうち、

その公園の景色を撮って送ってあげようと

私は一旦電話を切って

スマホでいろんな写真を撮っていった。


香織「わぁ〜ありがとう〜♪やっぱ綺麗だね」

ここの公園の景色はちょっとしたスポットなのだ。


香織はこうゆうのが好きだから、

LINEで次々写真を送ってあげたらとても喜んでいた。


そして20枚ほど取り終えて送った後、

また電話してしゃべった。


香織「ホントありがとね〜♪私も今度行ってみよ♪」

「うん♪あ、じゃぁさ今度一緒に来ようよ♪」

香織「そだね〜♪」


たぶん香織はこの時

スピーカーをオンにしてしゃべってたんだろう。

LINEの写真を1つずつゆっくり見ながら

それの感想なんて言ってきたから。


でも香織はこの時、妙なことを言ってきたんだ。


「ん、なんだって?」

香織「誰かと一緒に来てるの?あ、もしかして公園の人に撮ってもらったのかな?」

「ん?」

香織「ベンチに座ってる、あんたの遠目の写真もあるよ?」


言ってる時、香織は少し疑問に思った。


その写真はかなり遠くから、

ベンチに座ってる私を撮っていたもの。

普通、写真を撮るならそんな遠く離れない。


もしかして盗撮された?

…って思ったけど、

なんでその写真がこのLINEにあるの?


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=8P09AcFusnU

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

レジャー散歩 天川裕司 @tenkawayuji

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ