第7話 告白

それからすばると過ごす日が続いた。休みの日にはショッピングやカフェを巡ることが増えた。


そんなある日、すばるが彼女に言った言葉が、あゆみの心を揺さぶった。


「君に負担をかけるつもりはない。ただ、僕は君といるとほっとするんだ。」


その言葉に、彼女は涙ぐみながら答えた。


「私も、すばるさんと一緒にいたい。そのために、少しずつ頑張ります。」


二人の間に生まれたその絆は、まだ小さなものだった。


それでも、あゆみはその瞬間、「家族」という未来に向かって歩き始めたのだと感じた。

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