02
きっと見捨てるのは楽だった。
全ては過ぎ去ったものとして記憶の底に封印し、今は手に入れた富と名声を享受して、それに満足し、過去の忌々しい日々は忘れてしまえばよかったはずだ──。
【太陽と月の終わらない恋の歌 プロローグ 2.】
古い木造の一軒家は、火の手の上がる以前でさえ、風が吹けば飛ばされてしまいそうな心もとない風体であったから、業火に飲まれたとあってはひとたまりもなかった。
メリメリと不気味な音を立てながら今にも崩れ落ちようとする、我が家「だった」ものの最期を、少年は呆然と見つめた。
(ちがう、まだ最期じゃない。中には院長とカレンと……)
そして黒の怪盗が、いる。
燃え上がる孤児院の中へ消えていった黒の怪盗は、数分が経過した今でもまだ戻ってこなかった。
否、あまりの出来事を前にして、時間の感覚など麻痺してしまっていたから、もしかしたらそれより長かったのかもしれないし、本当は数秒しか経っていなかったのかもしれない。
燃え盛る炎の前に立つ少年の足元には、例の熊のような男が、気を失って仰向けに転がったままだ。
心臓が早鐘のように鳴った。
なによりも、熱い。
(ああ、お願いだ……お願いだから……)
院長とカレンが、無事でありますように。少年は祈った。
トムとエクも無事でありますように。
孤児院が襲われたのは、夜の団らんの時間を終えベッドに入ろうとした時だった。突然、熊男を筆頭とした三人のならず者風情の男達が、孤児院の中に乱入してきたのだ。
わめき散らし、力にものを言わせ家具や調度を壊す男達に、三人の子供達は抵抗しようとした。それが、トムとエクと少年だった。
もう一人、最年少の少女カレンはまだ二歳で、院長の腕の中で震えていた。
しかし非力な少年達が、大の男三人に敵うはずもなく──少年は襲い来る熊男に、そしてトムとエクは別の男達に、無理やり外へ連れ出された。
不尽理だとか、なぜこんな酷いことする人がいるのだとか、そんな理屈を考える余裕さえなかった。
ただ生き伸びることと、愛する者たちを守ることに必死で、少年はありったけの力を振り絞って男から離れることに成功し、森の中へ逃げ込んだのだ。トムとエクがどうなったかは分からない。
残った院長とカレンは、今や大火の中……。
「あ、あぁ!」
少年は叫んだ。
一軒家の全体が、斜めにひしゃげだした。遂に家を支えていた柱が焼け落ちたのかもしれない。
炎はいっそ意思を持ち、歓喜でもしているかのように燃え盛っている。このままでは家が完全に焼け落ちるのも時間の問題だった。しかもその時間とは、あまりにも短い……。
たまらなくなって、少年は炎に向かって駆け出した。
腕を顔まで上げ、火の粉が目に入るのを防ぎながら走り、叫びを上げる。
「院長ー、カレンーっ!」
少年は覚悟を決めて、火の口に飛び込もうとした──その時だ。
ゴロゴロッと黒い大きな塊が炎の中から、少年の目の前にすごい勢いで飛び出してきた。
「うわっ!」
少年はそれに思いきり弾き飛ばされて、地面に転倒した。しかしその塊は少年さえも巻き込んで、さらに地面を数回転する。天と地が急速に逆転を繰り返すのに巻き込まれて、少年の頭の中は一瞬真っ白になった。
数十メートル炎から遠く飛ばされたところで、やっと回転が止まる。少年はまたドサリと土の上に放り出された。
と、同時に。
まさに時を同じくして、一軒家は最期の乾いた悲鳴をあげ、完全に崩れ落ちた。
「あ……」
少年は土まみれで地面に伏したまま、力ない声を漏らした。
家が崩れていく。
逆に、炎はそのよりどころを失って、急速に衰えだした。
街の外れにぽつりと建っていた孤児院は、今やただの黒い炭となりつつあった。
その光景は、少年の知る何とも違っていた。──辛いことを沢山経験してきた。孤児として、幾度も辛酸をなめてきた。飢えたことだってあった。それでも、今目の前にあるこの光景と比べれば、それらはとても些細なことのように思えてしまう。
孤児院は少年の家だった。
温かい家族がいて、それぞれが支え合い、日々を生き抜いていく──。
「ふ……っ」
悔しくて、
その時だ。
「……う……」
少年のそばにあった、黒い塊からくぐもった声がして、もそりと動き出した。
黒だと思っていたのに、よく見れば煤に巻かれてすっかり灰色になっている。塊は、最期にもう半回転したかと思うと、ゆっくりと中身を見せた。
そこにはまず、小さなカレンを抱いた院長があった。そして老齢のか細い院長を抱いた、黒の怪盗が、いた。
「院長、カレン!」
少年は叫び、身体を起こした。
同時に、黒の怪盗も彼らを抱いたままのそりと立ち上がる。しかし少年は、そのまま院長とカレンに飛びついた。
「い、院長ぉ! よかった、おれ、もうだめかと思って……」
「これは……サミュ! サミュだね。おぉ、無事だったか……!」
堰を切ったように声を上げて泣き出した少年を、院長と呼ばれる老人はきつく抱きしめた。
「でも院長……トムとエクは……どうなったか分からないんだ」
「二人が……」
院長は苦しげに眉を寄せた。
現実を考えれば、三人が助かっただけでも奇跡だ。しかし別の男達にさらわれた、残りの二人の行方は分からない。少年が打ちひしがれていると、急に、大きな手が少年の頭をポンポンと叩いた。
「二人なら先に隣家の納屋にいる。急ごう」
「え!」
「何と!」
黒の怪盗だった。
すっと立ち上がった逞しい長身が、少年の目になんと凛々しく映ったことか。
実際に名乗られたわけではないが、少年は確信していた。彼は『黒の怪盗』だ。だって、それ以外の誰だって言うんだ。
狼藉をはたらく連中をこらしめ、弱き者、貧しき者達を救う謎の男。
黒装束に身を包み、夜の闇とともに現れ、暁光が指すころには姿を消すルザーンの義賊……サミュのような少年にとって『黒の怪盗』は、英雄以外の何者でもなかった。
それが本当にいたんだ。
そして、自分を救ってくれただけでなく、孤児院の皆を助けてくれようとしている!
つい先刻まで絶望の象徴だったはずの炎も、いつの間にか、彼らの視界を助ける光となって、周辺を照らしていた。
かくして、黒の怪盗に連れられ隣家の納屋に着くと、
少年と同じく、黒の怪盗が助けてくれていたらしい。
「院長、サミュ!」
またもわんわんと泣きながら抱き合う彼らを、しかし、黒の怪盗は低い声でさえぎった。
「悪いが、泣いている時間はない。すぐに移動しなくては」
「は、はい!」
異論など挟めるはずもない。
颯爽と黒のマントをひるがえす怪盗に、全員が駆け足でついていった。
夜の闇に紛れ、別の街外れまで進んだ。老齢の院長の疲れをおもんばかってか、カレンは黒の怪盗がその胸に抱いている。
ある人気のない狭い街道に出ると、黒の怪盗は足を止めた。
そこには一頭の小さな馬車が用意してあった。
「乗るんだ、港まで行きなさい。そこからは船でルザーンを出るといい。奴らも追っては来られまい」
子供達はほぼ無条件でうなずいた。しかし院長は表情を曇らす。
「しかし、私達には出せる船代がありません……三等席でも二〇〇ルビーするのです。子供達だけを乗せるとしても、とても……」
「金を心配する必要はない。それよりも、馬車を操れるだろうか。御者まではいない」
「若い頃に経験いたしました。港までほどなら、なんとか」
「では行かれよ。早い方がいい。客を乗せる漁船がいくつかある……港に着いたらこの馬は荷台を解いておいて欲しい」
「は……」
院長がなんとか納得すると、黒の怪盗は子供達を馬車の荷台に乗せ始めた。ボロが被せてあるだけの質素なものだが、子供達は器用にそこに収まっていく。
どうやら、黒の怪盗とはここで別れることになるらしい。
少年は焦りと興奮を感じて、一度は収められた荷台のボロから顔を出し、御者台に乗った院長に話しかけている黒の怪盗に向かって、声を上げた。
「ありがとう、怪盗! ありがとう……!」
すると、黒の怪盗が振り返った。
そして、ふと微笑んだと思うと、少年の元へゆっくりとした足取りで近づいてきた。「お前は立派だったな。名前は?」
「サ、サミュ……サミュエルって言うんだ」
「よくやった、サミュエル。お前達はこれからしばらくこの街を離れる。新しい土地で、家族を守ってやれ」
それは──少年はどちらも本当の意味では知らなかったけれど──父が息子に語りかけるような、兄が弟に話しかけるような、厳しくも力強く、それでいて優しい口調だった。
少年は言葉無くうなづき、なぜかまた、目頭が熱くなるのを感じた。
「お礼を……お礼をさせてよ、黒の怪盗……」
サミュは言った。
黒の怪盗はまた、どこか切なく微笑むと、答えた。
「そう思うなら、生きることだ。沢山のものを学び、出来るだけの人間に会って、早く一人前になるといい……正しいと信じられるものを忘れずに」
「僕、僕、怪盗みたいになるよ。早く大きくなって、強くなって、皆を守る」
「──あるいは」
黒の怪盗はそう言って、喉の奥で低く笑ったようだった。
彼の顔は、口から下と目の部分を除き、すべて黒いマスクに隠れていたが、少年との至近距離でうっすらと輪郭が垣間見られた。彫りの深い、とても男性的な顔立ちであるのが感じられる。
黒の怪盗は最後に少年の頭をなでると、御者台に乗った院長のそばへ戻り、小さな麻袋のようなものを手渡していた。
それは多分金銭であると、ちらりと横目で見ただけのサミュにも察せられた。
「行け!」
黒の怪盗は馬の背を叩き、強く言った。
院長が手綱を引く。
馬はゆっくりと脚を動かし始め、馬車はしだいに進みだした。
「怪盗、ありがとう……!」
サミュの声を最後に、孤児院の皆を乗せた馬車は、暗がりの中を港に向けて走り始めた。
ルザーンは広大な港に面している。
港を中心として、街が大陸に扇状に広がっているというのが、分かりやすい説明だろうか。四半世紀ほど前から盛んになりだした海運業を背景に、商業都市として急速な成長を遂げた、大陸一、二を争う華やかな街だ。
しかし光が当たれば影ができるのは宿命で、ルザーンという光には、犯罪都市という影が長くつきまとっていた。
市場では奴隷売買などが大っぴらに行われる、荒っぽいところもある。
それでも人々はルザーンにやってくる。
まるで、禁断の果実に誘われるように。
その甘い金の香りに惑わされて──。栄華という名の果てない夢を見て、この街に集う──。
少年達が港に辿り着いたとき、辺りはまだ暗かったが、海の向こうの地平線にはうっすらと太陽が差し始めていた。
約束どおり、彼らは馬車を港で乗り捨て、馬を荷台から放してやった。
こげ茶色の馬は、小さくいなないたと思うと、もと来た方へ走り去っていった。
「きっと怪盗のところに戻るんだね」
エクが言った。
少年はうなずく。
「その事だが、サミュ、トム、エク。黒の怪盗のことは、あまりあちこちに言い触らしては駄目だよ」
「どうして……?」
「彼の身に危険が迫ることになるかも知れない。私たちにとっては英雄でも、一部の者たちにとっては目の仇でもあるのが、黒の怪盗だ。用心にこしたことはないだろう。彼の為に……私たちの恩人なのだから。いいね」
院長に諭されて、子供達は神妙な顔つきで首を縦に振った。
「はい」
「いい子達だ。さぁ、船を捜そう。彼が下さった金貨で、全員分の船代が出せる。新しい土地で、数ヶ月ほど暮らしていける額さえ頂いたのだ」
「「「ええぇー!」」」
──黒の怪盗は本当にいたんだ。
サミュはぎゅっと手を握り締め、地平線の彼方でまどろむ太陽を見つめた。
ルザーンの港は、今日も新たな一日を迎えるために、まだ日も昇りきっていない今から活発に人々が行き来している。猟師、商人、旅人……。
その波に乗って、サミュ達も進むべき道を歩いた。
ルザーンに未練はない。もともと、弱肉強食の理論が支配するこの街で、貧しい孤児院がやっていくのは無理があったのだと、サミュは子供心にも感じていた。
世界は広い。
広くて、多様だ。
沢山の人がいて、沢山の生き方がある。
昨日までの当たり前が、今日も同じであるとは限らない……。サミュももう、昨日までの自分と今の自分は少し違うのを、心の奥で気付いていた。
「どいたどいた、荷物が通るよ! 子供はよけてな!」
威勢のいい男の声が後ろからして、サミュは振り返った。荷物を引いた労働者風の男が、横を通りすぎようとする。サミュは素直に道を空けようとした。──その時。
男の手押し車に乗った荷物に、絵画のようなものが含まれていた。
そこに描かれている肖像に、サミュはなぜか急に心を奪われた。
「おじさん、待って! これ、これは誰なの?」
サミュは通り過ぎようとしている男に駆け寄って、手押し車に乗せられた肖像画の額にしがみついた。男は一瞬ぎょっとしたようだが、相手がか細い子供だと分かると、日に焼けた顔を崩して得意そうに答えた。
「こりゃダヴィッド・サイデンの肖像さ。坊やみたいなのが、この人を知っているのかい?」
「ダヴィッド・サイデン……?」
「無一文から身を起こして、一財産を築き上げた実業家だよ。若いが篤志家でな、港の作業場を建て直してくれたんで、この肖像画はそこに飾られるのさ」
「…………」
サミュは、パネルに描かれた男性の像をもう一度注意深く見つめた。
彫りが深く、精悍な雰囲気の若い男性……
「……この人……黒の……」
似ている。
はっきりマスクの下を見たわけではないが、その、輪郭の線が、どことなく……
「どうした、坊や」
呆然とするサミュに、手押し車の男が声を掛ける。サミュはハッとして顔を上げた。そして、院長に言われた言葉をとっさに思い出した。彼は──。
「な、何でもないっ。おじさん、教えてくれてありがとう」
「おうよ。坊やも、気を付けて行きな」
「うん」
サミュは答えると、駆け足で少し離れてしまった院長達一行を追いかけた。
『お礼をさせてよ、黒の怪盗』
『そう思うなら、生きることだ』
* * * *
ダヴィッド・サイデン邸は、ルザーンの西、裕福な者の多く住む閑静な土地に、広大な敷地と優雅な城館を有して佇んでいた。
──だけど、それが何だというのだろう。
マノンにとって大切なのは、そこにダヴィッドがいる、ということだけだった。
お城のような邸宅も、クローゼットにある童話の姫のようなドレスも、大好きなはずの甘い砂糖菓子も、ダヴィッドがいないとただの石ころと同じ。
昨夜、ダヴィッドはとても早い時間にマノンを寝かしつけたから、当然、目も早く覚めてしまって、マノンは早朝のダヴィッドの部屋をこっそり覗いた。
……からっぽだった。
マノンはうつむくと、眉を寄せて、瞳を潤ませた。
「ダヴィッドの、うそつき……」
今夜はどこにも行かないと言っていたのに。
そう呟いて、寝間着の袖で涙を拭くと、そのまま自分の部屋に戻ろうと振り返った。しかし──。
「誰が嘘吐きだって?」
向かいのマノンの部屋の扉に寄りかかって、腕を組んだダヴィッドが、静かに立っていた。すらりと伸びた逞しい長身に、黒いシャツとズボン姿……いや、黒かったシャツとズボン、と過去形にするべきだろうか。灰色がかってくすんでいて、美しい漆黒の髪にまで、埃がかかっているようだった。
「ダヴィッド!」
「ただいま」
駆け寄ってきたマノンを、ダヴィッドは抱き上げた。
マノンの身長はダヴィッドの胸の辺りにやっと届く程度だから、抱き上げられるとマノンの足は高く宙に浮く。しかしそれも慣れた風に、マノンはダヴィッドの首周りに両手をからませた。
ダヴィッドの首筋に小さな顔をうずめるて、数回、仔猫のような頬ずりをする。
そして顔を上げた。
「ダヴィッド……汚れちゃったのね。埃がいっぱい」
「埃ではない。少し、火事場のそばにいて煙を被ったんだ」
「こげた匂いもするの」
「髪が少し……な」
言われて、マノンは首周りから手を離し、ダヴィッドの髪を撫でた。煤すすがいくらか落ちてきて、マノンはくしゃみをした。ダヴィッドは苦笑いをして、それから溜息をつく。
「洗ってくるよ。お前は、まだ寝ていなさい」
「ダヴィッドは、寝ないの?」
「身を清めてからだ」
「一緒は……だめ?」
「この灰だらけの男と?」
ダヴィッドはマノンを抱き上げたまま、彼女の大きな薄茶色の瞳を見つめて言った。長く伸ばされたマノンの髪は、緩いウェーブを描いて腰まで流れている。
くすんだ金色の髪。
初めて彼女を見つけた夜、まるで月の色のようだと思った、不思議な色彩。
「灰だらけでも、泥だらけでも、ヒルだらけでも何でも平気だから、ダヴィッドと一緒がいいの……」
夜空に月が浮かんでいた。
貧しくて孤独だった少年の頃、天国はあそこにあるのかもしれないと思っていた。いつも、痛いほどの空腹と、からからに乾いた喉を抱えながら、夜空を見上げ、あの月がこの手に落ちてくるのを待っていた。
飽きもせず。諦めることも出来ず。
長かった──。
そうだろう? せめてあと五年。
理性という理性をかき集めて耐えれば、なんとか我慢出来るはずだ──。
「マノン、お前はもう十二歳だ。そうそう若い男と、共に寝たいなどど言うものじゃない」
「『そうそう』じゃ、ないのに」
「何にしても、だ。さあ、ベッドに戻りなさい」
マノンを抱いたまま、ダヴィッドは片手で彼女の寝室の扉を開けた。床の籠には彼女の白猫が眠っていて、ダヴィッドの侵入に、安眠を邪魔されたとばかりに気だるそうな欠伸をする。
「ほら」
と、マノンの身体をベッドに横たえると、ダヴィッドは寝室を後にしようとした。が、
「それに、」
マノンの拗ねた声がダヴィッドの足を止めた。
「ダヴィッドは、もう若くないでしょう?」
ダヴィッド・サイデン、三十一歳。
彼の月追いは、まだまだ終わらない……
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