時をかけるコスプレイヤーと侍と隣人
堂宮ツキ乃
第1話
夏が終わり、秋に入ったばかりの今日この頃。
涼しくなった風をあびながら爽やかな空気を吸い込む。湿った土の匂いは雨上がりの運動場のようで懐かしさを覚えた。
レイコはクリーム色の髪を揺らし、くちなし色の瞳を細めた。この時期が一年で一番好きだ。キャリーケースを引きながら辺りを見回すと、両脇の広場の芝生に朝露がきらめいていた。
ここは緑地公園。街の喧騒とは縁がない、緑が豊かで心地よい場所だ。視線を上げると向こうの石垣の上に城が堂々と建っている。
視線を下ろすとキャリーケースを引いた人たちがぞろぞろと集まり、列を成していた。その多くが赤や青など派手な色の瞳で、くっきりとしたノーズシャドウや濃いアイシャドウを施している。
「更衣室の待機列はあちらでーす」
イベント名が入ったメッシュを来た女性に声をかけられ、会釈して通り過ぎる。
レイコは肩の細長い袋を掛け直すと、キャリーケースを引く手に力をこめた。
(今日の併せ楽しみだな……。昨日はリアタイできなかったけど)
レイコはコスプレイヤーだ。アニメのキャラに扮し、撮影をするのが趣味だ。キャリーケースには衣装やウィッグなどを詰め、細長い袋には模造刀をしまっている。
この日はコスプレイベントでレイヤー仲間と約束をしていた。
ここでのイベントはお気に入りで、何度か参加している。広い公園なので気を遣って場所を譲り合う必要はない。市民の憩いの場ではあるが、指を差されて気まずい思いをすることもない。
「レイちゃーん!」
列から離れた場所で、レイコに向かって手を振っている男女がいた。
二人ともレイコがコスプレを始めてからの知り合いで、コスプレのいろはを教えてくれた。今ではお互いの家を行き来するほどの仲だ。イベントの前は二人の家に訪れ、衣装やウィッグの準備をする。
レイコは手を振り返すとくちなし色の瞳を細めた。
「見てみて~このカラコン。めっちゃ
自分の顔を指差すレイコにルカが耳打ちをした。長い黒髪と姫カットの横髪が特徴的な彼女は、優しいお姉さん的存在だ。
「さっき出会い厨おじさんがいた。レイちゃん気をつけなよ」
「そうなんだ。別に大丈夫だよ」
「この前声かけられてたじゃない。絶対ロックオンされたって」
"出会い厨おじさん"とはレイコたちの間での呼び方。おそらく他のレイヤーもそう呼んでいる。
出会い厨おじさんは古参の中年男性レイヤー。”レイヤーとの出会い求めてるんじゃね?”と悪名高い。理由は若い女性レイヤーに声をかけまくっているから。イベント後には彼女たちを食事に誘い、遅くまで帰さないと聞いた。
レイコはレイヤーになりたての頃、こういった人物がいることを仲間から聞くまで知らなかった。
「いぬもろこし兄さんは大違いだよね。結婚してるってのが何よりの証拠」
レイコは隣の男を見上げた。細身のせいで横から見た体は薄い。
「そう? そうかな?」
へへ、と頭をかくいぬもろこしは明るい茶髪の持ち主。尖った服装が趣味で年中ダメージジーンズを愛用している。耳たぶだけでなく軟骨にも穴が開いている。
彼は顔をクシャッと崩すと、ピースサインを掲げた。
「イェー……」
「調子に乗んなよチャラ男!」
「ルカ
レイコはルカにひしっと抱きついた。
ルカといぬもろこしは夫婦や恋人設定のキャラのコスプレをすることが多い。
妻のあたりが強いことが度々あるが、二人っきりの時はめっちゃラブラブなのでは……というのがレイコの見解。
(気づくと手、つないでるし……)
レイコたちは列に並ぶべく、キャリーケースの持ち手を引き上げた。歩き始め、二人は気づいてないのだろう。お互いに反対の手でキャリーケースを引き、どちらからともなく指を絡め合った。レイコは薄目でそれを見下ろし、口の端をニヒッと上げた。
「
最後尾に並んだいぬもろこしが振り返った。
「うん、昨日は残業が長かったみたい。さっき起きたって」
黒鷹とはレイコと同じマンションの住人。この夫婦と同じくイベントで知り合った男性レイヤーだ。
「グループじゃなくてレイレイにだけ送ったのか~? 実は一緒に住んでるやろ」
いぬもろこしはわざわざキャリーケースを避け、レイコを肘でつついた。
「兄さんその手の話題好きよね……」
「だってねぇ、わざわざレイレイにだけ言うってねぇ? レイレイのこと好きやろ」
「ないよ! あの堅物男に限って!」
レイコは”ほら前進んだよ!”と二人を促した。
黒鷹はレイコが砕けて話せる、数少ない男性レイヤーの一人だ。彼もイベントに一緒に参加することが多い。
彼はいぬもろこしと正反対の見た目でもの静かだが、見た目とは裏腹に大のアニメやマンガ好き、というギャップを持つ。
長身で顔が整っているせいか、イベント中に赤い顔の女子に”写真撮らせてください……!”と、声をかけられている場面を何度見たことか。
(黒鷹とはそんなんじゃないし……)
受付が始まって列が解消されていく中、レイコは薄く染まった頬でうつむいた。
また後で、といぬもろこしと別れ、レイコはルカと女子更衣室の部屋へ向かった。
コスプレイベントは女性レイヤーが圧倒的に多い。そのため7男性更衣室より広い部屋や、数が多めに用意されている。
中はカーテンが引かれ、小窓にはブルーシートで目張りがされている。レイヤーたちは壁に向かって並んだり、部屋の真ん中でキャリーケースを広げていた。にぎやかにおしゃべりする声が部屋の外まで聞こえていた。
「最近このイベント会社強いよね。関西まで勢力広げてるらしいよ」
「花畑が有名な遊園地で開催してたんだっけ? 行きたかったけど暑すぎて断念した」
「あたしも。メイクとけるからスタジオに限るわ」
コスイベや最近チェックしてるアニメ、知り合いのレイヤーも来ている、などなど……。話が弾んで次の併せを決めたレイヤーたちもいるようだ。
「和服作るの楽しかったね」
「直線ばっかで楽だもんね。衿付けも洋服と違って簡単で」
ルカとレイコも空いているスペースにキャリーケースを広げると、畳んだ衣装を取り出した。
今日のレイコは和服とマントの少年キャラ。
桜嵐は少年、
自然に宿る精、山に住まう姫、その恋人である神、妖怪になってしまった人間。
やがて幼なじみの
今期一番注目されているアニメで、まもなく最終回を迎える。コスプレ界隈でも人気の作品だ。
「レイちゃん昨日見た!?」
ルカは花柄の上衣を羽織って紐で留めていた。紅一点で主人公をひそかに慕う、小紅の衣装だ。
「見れなかった……。眠たすぎて録画した」
「えーそうなの!? 原作は?」
「……積読です」
レイコはスポーツブラに似た胸潰しで胸を押さえ、着物と袴を身に着けた。
鏡をキャリーケースの上に置くとウィッグネットを被った。一旦首まで下ろし、生え際に移動させる。ネットを伸ばすとその中へ長い髪をしまい込んだ。
テーピングで皮膚を引っ張り上げ、アイシャドウもノーズシャドウも普段より濃くのせる。
ほとんど別人というか見た目の性別が変わったところで、空色のポニーテールのウィッグを被った。
「ん~やっぱりイベント行く度、メイクうまくなってくね」
「本当?」
レイコは男装の方が得意だ。女子にしては身長が高いので映えている自身がある。黒鷹ほどではないが、女子たちの視線を釘付けにすることもある。
男にはモテないことを気にして、ではないが近年、女子にワーキャー騒がれることに快感を覚えている。
「絶対ユズカも似合うと思ったのに……」
「ユズカもいいよな……。でも、
コスプレをする意義は人によって違う。
ただ好きなキャラの格好をできるだけで楽しい、という人も入れば、作品に寄せた写真を撮りたいという人もいる。レイコたちはその後者だ。
彼女はコスプレを通して友だちが増えることに喜びを感じていたが、自身で撮影すること自体にも目覚めた。
「設定は……こんなもんでいいか」
自分の手で試し撮りをし、設定をいじる。これはいぬもろこしに教えてもらった。
いぬもろこしは主人公、征司に扮している。濃い緑の紙を後ろで束ね、普段のパンクはどこへやら。
準備を終えたレイコたちは木陰に荷物を置き、衣装を整えたりカメラの三脚を広げた。
ここは芝生に覆われた開けた場所で、周りにぽつぽつと木が生えている。石垣と城のすぐそばだ。
公園の範囲が広いためレイヤーたちはうまいことバラけているようで、ここにはレイコたち以外に人はいない。
レイコはスマホホルダーを首から外した。黒鷹のことが気になってスマホを見ると、駐車場に着いて更衣室に入った、とのことだった。それを二人に伝えると、またニヤケ出した。
「ふ~ん? またレイちゃん個人に送ったんだ~? 仲いいよね」
ルカが語尾にハートが付きそうな声で話す。というか付いてる。レイコは器用に片眉を上げ、肩をすくめた。
「は? どこが」
「アフター(イベント帰りに食事やカラオケへ行くこと。言わば打ち上げ)行くとレイちゃんを送らないといけないからって自分は絶対呑まないじゃない!」
「それはヤツが車だから」
「レイレイが厚底ブーツで足くじいた時、お姫様抱っこで運ばれたことあるよね? 早く付き合えよ! なんで付き合ってないんだよ!」
”レイヤーあるある言いたい~……じゃないの!”とかなんとか二人は騒いでいる。
レイコはスマホを叩きつけるようにバッグに入れ、代わりに細長い袋から模造刀を取り出した。以前は木製を使っていたが、写真映えがいいということで今は合金製を愛用している。わずかに抜くと、鈍く刀身がきらめいた。
「レイちゃん、もろこし。
「サスケもまだか」
「受付はしたけど更衣室が満員で入れないって」
十愛とは、ルカといぬもろこしの古くからの知り合いらしい。レイコと歳が近い女性レイヤーで、レイコは今日が初対面だ。
約束している二人がまだ来れないなら三人で撮り合いをするか。そう提案しようと、レイコは模造刀を木に立てかけた。
が、いぬもろこしの案は全く違うものだった。
「仕方ない……。ポ〇ゴーでもして待ってるか」
この公園はそこそこポケ〇ンがいるらしく、ちょっとした聖地扱いされている。日中だろうが夜中だろうが、公園に人が集まるそうだ。
中には自転車で公園内をぐるぐると周り、時々止まってはスマホをポチポチ。公園の駐車場で車を停め、その中でスマホをポチポチ。ポ〇ゴーやらない派のレイコはその手の話には疎い。
一方のいぬもろこしはいわゆるガチ勢で、日々ポケ〇ンを集めるのに熱心だ。休みの日はもちろん、平日の晩御飯の後に散歩と称して外に繰り出すらしい。
彼は茶色い袴の帯に差したスマホをスッと取り出した。
が、その手首をルカが強く握りしめた。見ているだけでゴリラ並みの握力をくわえているのが分かるくらい。
ルカは目の下に影を落とした。力を暴発させているせいで手が震えている。
「おいおめー、いい加減にしろよ……」
「ちょ待て奥様俺まだなんにもしてない!」
「先週犯した大罪、忘れてねぇからなゴルアァ!」
「レイレーイ!! ヘルプ!」
「んーそれは兄さんが悪いよ」
レイコは先日のルカからの連絡を思い出していた。
日曜日の午前中。目覚ましもかけずにベッドの上でゴロゴロしていた時のこと。
『旦那を閉めだしたなう』
スマホの通知音が鳴った。ベッドサイドから拾って目に飛び込んだのは物騒なメッセージ。休日になんだなんだ、とアプリを開いたら、画像が送られてきた。
それは家の二階から窓越しに撮られたもの。ガラスがわずかに反射し、パジャマ姿のルカが映り込んでいる。しかし、注目すべきは窓の向こう。
玄関前でスマホ片手にうなだれている男がいた。この明るい茶色頭はいぬもろこしだ。反対の手にはキーケース。
「ポ〇ゴーに熱中して朝帰りってなんなん!? せめて連絡しろやぁ!」
「その節はすんませんでした~!」
ルカは怒号を浴びせながらいぬもろこしの胸倉を掴んで激しく前後させた。
レイコは彼女に飛びつき、血管が盛り上がった腕を押さえた。
「ちょちょちょちょ! 兄さんが悪いのは分かるけど
「そうだよルカ! 小紅のもどかしい片想いを撮りまくるって構図考えてただろ!?」
怒りが爆発したルカをなんとかなだめることに成功した。落ち着いた彼女はスマホのカメラを内向きにしてウィッグを整えている。
(これ、いつ使おうかな……)
待ってる間、レイコは懐に手を入れた。そこには簡易的なポケットを作り、あるものを収納している。
それは色とりどりの打紐。レイコ扮する菊光は少年だが、おしゃれで髪をまとめる紐にこだわっているのだ。これを小紅にあげるシーンがあるので、どこかでそれを再現できたらと考えていた。
「待ってレイちゃん! あそこに市女笠の君がいる!」
「クオリティたけぇ……」
ルカたちの視線の先には、同じ作品のコスプレをしているレイヤーが一人。大きな市女笠を被って静々と歩く様子は、謎の少女として超絶解釈一致している。
横にはでっかいカメラをしまっているケースを肩にかけた、アニメTシャツを着たおじさん。手には三脚つきのレフ版、というガチカメラマン。普通だったらありえない組み合わせかもしれないが、コスイベなら日常の風景だ。
「わ~……。ナンパしてくる! あのすみませーん!」
レイコはいつになく顔を輝かせて駆け出した。
「転んじゃダメよ~」
「はいよ! うわっ!? 」
後ろからのルカの声に返事をしたはいいが、慣れない下駄と芝生で滑った。その勢いでレイコはつんのめってしまった。
「レイちゃん!」
「レイレイ死ぬなー!」
声が聞こえたがそれどころではない。
地面に近づく視界がスロモーションになった。
(カメラは守んなきゃ……)
初めてのボーナスで買ったカメラ。年末の安売りで買ったとは言え、それなりに高いし思い入れがある。彼女は気合いでいぬもろこしたちに向かって放った。
その瞬間に背中に衝撃を感じ、目の前に橙色の空が広がった。
「……か。おい、大丈夫か? しっかりしろ」
「ん……う……ぅ」
誰かに肩をゆすられている。レイコは背中の痛みに顔をゆがめた。
額を押さえると、肩をゆすっていた者が息をつく気配がした。
「良かった……。気絶していただけか」
「ふぇ……?」
目を開けると視界がぼやけていた。やがて焦点が合ってくると、そばで膝をついている顔に驚いた。
(え……イケメン……!? イケメンに心配されるとか今日のあたしどうした)
目を奪われる美しさだった。顔立ちはさることながら、体つきも均整がとれているのが着物越しでも分かる。
長い黒髪は一つに結わえ、首元で流れている。切れ長の瞳は安心し、ゆるめられていた。
歳は二、三個上だろうか。醸し出す雰囲気が落ち着いている。
(なんか……黒鷹に似てる?)
見た目も声も。そっくりだ。まるで彼が髪を伸ばしただけのよう。
「立てるか? 肩を貸そう」
男は腰に帯びた二振りの刀をそばに置いた。
(うわ……本物ぽい)
打刀と脇差だろうか。
レイコの模造刀もいい物だが、この男の刀は本物のような空気をまとっている。まるで幾度も戦をくぐり抜けてきたような。
「あ……あぁー! おはよう黒鷹。着替えたんだね!」
「んん?」
「
目の前の隣人は、アニメでいつも見ている青年が顕現したよう。あまりのクオリティの高さに脳内処理が追いつかなかったらしい。
しかし、目の前の彼は首をかしげた。起き上がったレイコに怪訝な顔をする。
「こんなところで倒れているものだから驚いたぞ。随分と奇抜な格好をしているが……お主は何者だ?」
違和感を感じる。話し言葉が妙に堅苦しくないか……と。
「あ……あーんた! 大家さんに紹介した恩人を忘れるとは何事!? てかルカ姉たちは?」
「お主とは初対面だが……。お主以外、誰もいなかったぞ」
見渡すと確かに誰もいない。景色まで変わっている。一面に広がっていたはずの芝生は裸になり、土だか砂が剥きだしだ。周りの木々も増えている。城の数は増え、古き良き日本家屋、といった具合の家が多く建っている。
「どゆことコレ……?」
レイコは立ち上がるとその場で一回転した。記憶にある緑地公園の景色とじっくり照らし合わせるために。残念ながらそのどれもが合致しない。石垣の上にある城でさえ、記憶とは若干見た目が違う。
絶望した表情のレイコは膝をついた。
「
男は腰に刀を戻しながら城を見上げた。夕日に照らされ、白い壁が橙色に染まっている。遠くでカラスが家に帰っていく声が聴こえた。
「それは知ってるよ……。遠足で来たことあるし。最近は豊橋にも武将隊ができたって聞いたし。黒鷹が詳しいのは意外だけど」
横を見上げると、男は柳の眉を持ち上げた。
「黒鷹……? 俺は
「へ? あ、本名?」
「本名も何も……この名しかないが」
「この令和×年に随分古風な名前なのね……」
「令和×年? 今は天正10年だろう」
テンショウジュウネン。
学生時代は覚える気も起きなかった元号。しかし、オタクになった今ならなんとなく分かる。
(確か戦国時代……)
レイコは冷水をかけられた気分になった。
この男がデタラメを言っているようには聞こえない。生真面目な顔つきに戯言という文字は似合わない。
そしてこれまでの会話。お互いにおかしなことを言っていると思ったが、もしかしたらそれはレイコだけかもしれない。
ひきつる表情筋、震え始めた体。レイコは空を見上げると腕を大きく広げた。
「あたしタイムスリップしてる!? もしくは流行りの異世界転生!? 桜嵐の世界に入れるんなら本望ですけどー!」
時をかけるコスプレイヤーと侍と隣人 堂宮ツキ乃 @tsukinovel
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