明日、死んだはずの君に会いに行こう

奏かなで

プロローグ

明日、18歳を迎える石河 花蓮(いしかわ かれん)は奇妙な夢を見た。その夢とは夢の中で一人の男性が気になるというものだ。しかし、あって間もないうちに夢の中で彼は死んだ。夢の中で出会い、夢の中で死んでいった名も素性も知らない彼がどうも忘れられない。現実世界で夢について調べてみると、夢とは過去の記憶や情報を脳内で処理し映像化されるということを知る。過去の記憶から夢を見てるとしたら、まだ現実世界に彼は生きてるかもしれない、、、

そう信じ、夢の中で死んだ彼を現実世界で探していくー。

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