2024年12月5日。バナナ支離滅裂12
空を飛べたことで可能になる事は無限代に広がる。それはこの狭い、いや広いジャングルから抜け出すすべを見つける事だけでなく、景色の意味でも見たことのない景色が広がるであろう。しかしまあ空を飛んだところで景色は一面ジャングルだろうが下から見るのと上から見るのの違いだけであとは何が違うのかと言われれば分からないけど、しかしジャングルは危険が多すぎる、蛇、ジャガー他多数だ。そういった生き物から逃げられるのであればゴリラとしては嬉しい限りだ。いやゴリラに限らず虫や危険な生物から逃れられるのは生物としては最高の種の変化だ。しかしそうはいっても水は飲まなければならない。水を飲むためには地上に降りなくてはいけない。するとピラニアに食われる可能性もある。それにバナナだけでい生きていくのは至難の業でもある。自分がゴリラなのに食べるものはバナナしか思い浮かばない時点でゴリラとして終わっている気がするがまあそんな事は置いといて空を飛んで一度地上を離脱してみようかとか考えていたらハンターが僕にしがみついてきた。「ま、待ってくれ。おいていかないでくれ。ゴリラ天使さん」と言ってきた。僕は翻訳機でいや違います。一度空から景色を眺めてみたかったのですと言ったのだが疑われたというか疑わしいような目で見られたからしょうがないから背に乗せてあげることにした。だが、安全の保障は出来ませんよって一応付け加えたけど、相手の決心は固かった。そもそもが僕が空を飛べなくて落ちたらハンターは死ぬのはもちろんだけど、僕も死ぬんだから一緒の事だからだったら別に一緒に死ぬ覚悟があるっていうんだったら別に乗ってもいいよって感じで背に乗せた。でも僕の背中には羽はない。天使の輪っかがあるだけだ。どうやって宙に浮いたのだろうか。つまりこの輪っかの天使パワーかもしれないし、まあ念力かもしれない。念力を獲得したのかもしれない。そして僕は僕たちは空を飛んだ、というかふらふらしながらゆっくりと浮いた。
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