バンジー・ノンビリー・ジュークボックス (ポンロボエッセイ)

紅戸ベニ

第1話 ばのじゅくについて

※ 『バンジー・ノンビリー・ジュークボックス』(略して「ばのじゅく」)は2024年12月から書かれました。

※ 話数を『ポンロボ』本編に合わせて調整します。

※ 本来の第1話は「第42話」となっています。



ウイン「バノちゃん、お話、して?」

バノ「ああ、ウイン。いいとも。長い長い、ひと晩でも語り尽くせないほどのお話があるよ」

ウイン「うん、いいの。バノちゃんのお話を聞くから。明日も、明後日も」

バノ「そうくると思っていた。みんなも、聞いてくれるかい?」


トキト「おう、俺も聞きたい」

パルミ「当たり前っしょ。聞きたいよ」

アスミチ「ぼくの白い本にメモを取りながら聞くよ」

カヒ「わたしは、お菓子の用意をしてくるね。それからゆっくり聞かせてもらおうかな」

ドン「……楽しい、お話、だね。なんかひさしぶりって感じがする」

ハートタマ「ドンの字のひさしぶりってーのは、何百年ぶりのことだろ?」

ドン「そうかも。ボクすごく長く寝ていたからねー」

ウイン「あはは、それじゃ、ひさしぶりってほどのことはないよね。みんなで、聞こうか、話そうか」


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