天使の居場所はココにある

菫礼まどか

第1話

私の名前は、ワッカと申します。

天使の輪っか。

そう告げられ、母さんと父さんからいただいた名前でした。

そしたら……、本当に将来天使になっちゃったんです。

私って………つくづく、できない女の子ですね (涙)





―天国―


あなたは天国を信じますか。

私は、天使になるまで曖昧。

人生で天国や地獄が、本当に、存在するのかなんて、考えているヒマもなかった。

それより。学園だ、青春だ、恋愛だ。


毎日が、はっちゃけて 楽しかったです。




それなのに。





―過去―


「レジェロッド………私はとても愚かな行為をしてしまいました。」

「どうした、ハーネ…!?」

父レジェロッドは、母ハーネ を揺さぶり

抱き寄せました。

大丈夫、大丈夫……と。

しかし

「私はあの子の重さに耐えきれなかった…ごめんなさい…。」

「ハーネ……。」





―そして現在―


捨てられた子の私は、今や17歳。

ここにいる。

そう、天国とやらの空の国だ です。

まさか天国と伝う神話の様な世界観が本当に存在するとは身体が浮くまで知らなかったわ。



「私は、まだ、生きていますよ…。」



父さん 母さん

そして ………

まだ見ぬ私のパートナー

悪魔の片割れ悪の身体よ



「…生きたまま身体だけ、空に御呼ばれするなんて、すこぶるファンタスティックなのでしょうねぇ――…ロゼリ。」



心を温める様に 自分を愛してあげて。

胸の上に ぎゅっ と 手を置くの 安堵。

マジックの様なミラクルが起きるなら

ロゼリと再開することができますよう


必ず、生きて、還ります。



「さぁ ! 今日のミッションは?管理人様 !」

「てゆーか、みんな、先に行っちゃいましたよ?」



『…っまた、置いていかれた。(涙)』


…ワッカは癒しの言葉を作った…


¨今¨何から初じめる――――――――

¨此処¨から初じめたい―――――――



それはつまり

どういう、意味なのか。



¨今、これがやりたくてこれやってるんだ¨


その為、これが何に繋がるか

その答えは物語の中に答えがありそうだ

例えなかったとしても、チャレンジしたことで自分の生きる資格を磨けるからだ。





天使の輪っかは、光る。


【やりたいことやっといたほうが、次の実績に繋がる。】


ワッカはきっと昇格てまくる天使に成れる!

そして、この実績の言葉は作者が絶望の学園の檻に囚われていた幼子の頃に救われた。


恩人の言の葉で有りました。

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