死亡フラグ

あ、これあれだ。そうあれあれ。山の中で一人、順路と外れた道、


いきなり聞こえるなんかの動物の高い声。あれだ俺。今、完全に遭難してる。


ちゃんと道っぽいところは通ってたのにな。黙々と歩いてきたからな。


どこで間違ったとか全然覚えてない。


とにかくあれだな俺。今、完全に遭難してる。


とりあえずリュックを確認するか。えーと、リュックの中には厚めのコートに水一本


とおかかおにぎり一つ、それからマヨネーズとコショウ、これは前いったキャンプの


時のやつだ。日帰りだったから大したもの入ってないな。


とにかく人が来るまでこれで耐え忍ぼう。


七日後


やばい。もう水半分以下とコショウしか残ってない。昨日でマヨネーズが尽きた。


とにかく口が寂しいからコショウでいいからなめていよう。そう思ってふたを開けた


らすこし飛んで鼻に入った。


「くしゅん!」


その瞬間、目の前いっぱいに豪華な食べ物がたくさん現れた。


「わぁ!なんだこれすげぇ!」


と思ったらすぐに消えた。なんだよ。と思ってもう一度くしゃみをしたらまた現れた。


そこで俺は気づき声に出していた。


「いやこれマッチ売りの少女がマッチ使い切った後死ぬやつやないかーい!」


男はその日に救助隊に助けられて家に帰ることができた。

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