神殿に住んでんねん

そうして僕は神殿についた。

神殿とは簡単に言うと神々達の生活場所だ。

ようするに人間界で言う街のようなものだね。


そして神殿は街と同じように複数存在している。

僕が住んでいる神殿の近くにはここを合わせて3つある。


1つ目は僕が住んでいる青銀の神殿、ここは海があり、魚がよく取れ気候も安定している。しかし海からよくシーサーペントが襲ってくるので危険度は高い。


2つ目はここから一番近い緑銅の神殿、山のような場所で僕が知っている神殿の中では一番自然が豊かだ、きこうも比較的安定しているが雨季になると地面に立っていられる場所がなくなるくらい降り、雨季の間は木の上に避難しているらしい。


3つ目は神殿の中でも一番神々が住んでいる黄金の神殿、ここは創造神様が住んでいたとされている。神々にとっての聖域で三つの中でも一番住みやすいとされている。


この他にも神々が住んでいる場所はあるが大きいのはこの3つだね。

ちなみに黄金の神殿に住んでいたとされている創造神様は今はどこにいるかわからない。

これが本当の神隠しってねハハハハ


ふぅ冗談は置いといて…


僕はこの神殿でやらなければいけないことがある。

それは白神になった者だけが行う大切な儀式。

そう僕は今から属性検査を受けなければいけない。


属性検査は名前のとおりにその者の中に宿る先天的な属性を調べること、属性を調べることによって将来司る事や特別な力を扱いやすくなるという。

そして属性にも種類がある。

水、火、土、光、闇、聖、重

基本的にはこの6属性だ。他にも無属性というのがあるが6属性よりも弱くまた1000年に一柱現れるかどうかなので気にしなくてよいだろう。ちなみにこの6属性の中で特に強力なのが重と聖と闇。この2つの属性を持つ神はほぼ全てが紫神以上にいるという。

できるなら僕もこれがいい。


そう考えながら僕は属性検査を受ける列へと並ぶ。

僕の前に並んでいるのは4柱だけこれならすぐ僕の番が来そうだな。ちなみに神のことは1人2人で数えるのではなく。1柱2柱と数える。



そんな無駄な事を考えているうちに僕の番がきた。

案外早いなー。


「次の方どうぞー」


受付担当の天使によばれた。ちなみに天使は神のお手伝いさんだ。


「あ、はい。今いきます。」


そう答えた僕は検査会場へと入っていくのだった。



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怠惰を極める

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