世界の奥行きを感じさせる現代ファンタジー

作者の創造する世界に納得感がある。
きちんと設定を作り込んで、作品に落とし込んでいるからだろう。

例えばハーレム設定一つとっても、(もちろん都合の良い設定であることは否めないが、)安易に主人公たちに女の子を群がらせているわけではなく、理由がある。
それがダンジョン抑え込みに対する日本と海外との差異にも繋がっていたりして、よく考えられているなと感じた。

女の子も、同級生だけでなく上級生や教官たち大人の女性も配置されていてとても多様性がある。そしてかわいくてエロい。

また異能バトル描写も魅力の一つだと思う。
タイマン、チーム連携、集団戦とパターンも豊富。
今後、上級生や教官たちとのタテの連携にも期待したい。

また他の学園の存在を匂わせたり(女学園もある!)、上位職があったり、海外にもダンジョンがあったりと、作品世界の拡張性も考えられている。

いま一番続きが気になる作品。