命の恩人と2年半ぶりの再会

命の恩人と2年半ぶりの再会

　今日2024年の12月1日に、ある男性と約2年半ぶりに再会した。俺が群馬に住んでて、その人も群馬の人。俺はその人の家に行った。車で1時間かかるか、かからないか、くらいの距離感。28歳の俺よりだいぶ年上だ。40代後半の男の人だ。友達というわけではないけど彼は友達というカテゴリーよりも大事な人だ。「俺の命の恩人」だ。その人のおかげで今の俺がある。まるで恩師みたいな感じの人。久し振りに会って話せて嬉しかった。この日の為に俺は準備をしていた。肩よりも遥かに長く伸びてしまった髪をバッサリ散髪したり季節に合わせた新しい服を買ったりした。パーカーとかジーンズとか。俺はグレーの無地のパーカーと黒の無地のパーカーを買った。クソぶかぶかなやつ。ぶかぶかのダボっとした服を着るのが好き。「これ明らかに俺の適正サイズじゃねえ」って服ばかり着てる。

　今の若者は知らんと思うが、ぶかぶかの服を着るのが昔の「B-BOYファッション」みたいで好き。ブレイクダンスを踊ってる人達はみんな何故かぶかぶかの服を着てるイメージ。俺はそのファッションに惹かれた。ストリート系みたいなだらしないクソでかい服が好き。俺は適正サイズの服がLあるいはXLだが、ほとんど着ない。ぶかぶかであればあるほど良い。だから6XL〜8XLのマックスサイズの服も割と持ってる。だらしない感じの服装が好き。きっちりした服はスーツしか持ってない。俺は高校を出て専門学校に入学するときに一応スーツを買った。「洋服の青山」か「AOKI」のどっちかで安いスーツを買ったのを覚えてる。たしか近所の店だったけど、よく覚えてない。あと俺はそのスーツしか持ってない。工場で働く事が多かったから、仕事をする上でスーツは一度も着た事ねえな。ビジネスマンみたいな感じの仕事は一回もやった事ない。とりあえず俺に向いてる仕事は、工場で働き、人ではなく物作りと関わる仕事なのかなと思った。工業用の油とかで汚れまくった作業着を着て働くのが俺にとって1番良い。溶接とかフォークリフトとかクレーンとか玉掛けの免許も取りに行った。溶接の資格の場合は更新しないと失効してしまうから、定期的に紙のテストと実技試験を受けないといけないんですよね。俺はアーク溶接とかガス溶接とかティグ溶接の試験を突破したけど、もう何年も前の事ですから、今は免許は失効してます。溶接ってかなり繊細な作業で、最初はめちゃくちゃ難しいんですけど、しばらく練習するとほとんどみんな上手く出来るようになります。溶接は目に悪いけどめっちゃ楽しいよ。溶接は鉄をも溶かすから、3000度より上の熱が発生してる。とても危険ではあるし、繊細な作業だけど、やってみると割と簡単だし楽しい。あと溶接の光は目にとってめちゃくちゃ眩しいから、目を守る為にめちゃくちゃ目元の彩度が暗い設計のヘルメットを被って目を守る。だから溶接をするまでは暗すぎて何も見えない。

　話が逸れた。

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　俺が恩人と会う予定を立てたのは今から2ヶ月くらい前の事だったけど、俺のメンタル面が12月1日までに人と会えるレベルまで立て直せるか全く分からなくて、ちょっと心配だった。でもここ3週間くらいの精神状態がとても良くて、ほとんど毎日眠るたびに良い夢だけを見た。ここ3週間くらい全く悪夢を見てない。本当にやばい。

　今日も体調がとても良くて、普通に会いに行った。自然が豊かな住宅街の中の家なんだけど、とても落ち着く感じの家でした。

　色々話したけど、主に近況報告をした。

　何を話したかは隠すけど、本当に久しぶりに色々話せて嬉しかった。久しぶりに会って、たのしかったです。

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　あと、2日前に俺の身近でとんでもない事が起きた。それを今から書く。

　2日前、めちゃくちゃ俺の気が動転してしまう出来事が起きてしまい、パニックになって、今まで俺が書いていたカクヨムの文章を衝動的に全て削除してしまった。

　その経緯を今から話す。

　もしかしたら今後ニュースになるかもしれないから詳しいことは書けないんだけど、2日前、めっちゃ近所で殺害事件が起きて、俺の家に警察官が来た。(殺害なのか自殺なのかは俺は警察官から知らされなかったです0

　とにかく俺のアパートのめちゃくちゃ近所で人が死ぬ事件が起きた。おそらく外国人のアパート居住者による殺人事件。だけど自殺の可能性もあるようだ。

　俺も警察官から全てを教えてもらったわけじゃないから、詳しいことはよく分からん。でも本当に怖かったです。パトカーと消防車と救急車が同時に来てて、20人近くの警察官が近くにいた。

　警察官が俺に言った「事件が起きたとされる夜中の時間帯」は、部屋でイヤホンをつけてユーチューブをずっと見てたから、俺は外の音や状況に全く気が付かなかったので、ありのままを話した。俺の個人情報も全て伝えた。警察官いわく、俺の家のすぐ近所で人が死んだらしい。それが自殺なのか他殺なのか調べていたらしくて、だからめっちゃ近所に住んでる俺のアパートに聞き込みに来たんだと思う。警察官に聞かれた内容はさすがに言えない。でも俺は全てありのまま答えた。生年月日や名前や携帯番号や住所も聞かれたから、全部伝えた。

　近くで死亡事件が起きて警察官が家に来るなんて生まれて初めてだった。俺は警察官から色々質問されている最中、ずっと全身が震えていたし、声も震えていた。だが言葉はかなり流暢に出てきたし、俺は警察官の目をじっと見続けていた。今になって、警察官って凄いなと思ったのは、なんか本当に正義感や熱血な感じをめちゃくちゃオーラとして感じた。THE・警察官っていう感じの風貌で、刑事事件を扱ってる感がめちゃくちゃある刑事だった。なんか全く現実感がなくて、本気で「これは映画みたいな夢なのかな？」って思ったりした。映画やドラマの世界に入った感覚だった。でも本当に怖かった。

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　朝の9時ごろ、やけにサイレンが長いこと響いてきて、うるさいなと思って窓を開けたら、近くに警察官がうじゃうじゃいて、俺は愕然とした。20人はいなかったと思うけど、10人以上は確実にいました。更に少し遠くにパトカーと消防車と救急車が総動員で近所に来ていて、道のバリケードもされているから、俺はめちゃくちゃビビって、すぐ走ってアパートを出た。警察官に少しでも直接話を聞こうと思ってパジャマのまま走って近づいた。そしたら1人の警察官が俺に気付いて早歩きで近づいてきた。この時点で、俺を制する為だと思ったのだが、俺は引き返すわけにいかないから「すいません、ここでなにかあったんですか？」と震える声で質問した。そしたら警察官は強めの口調で「なにかあったんです。なので今すぐ戻ってください」と言ったから、俺は「あ、すいませんでした」と速攻で頭を下げて謝ってアパートに戻った。

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　実は、警察が捜査していたアパートは、俺の大切な人が住んでいる場所だった。だからその大切な人が事件に巻き込まれてしまったんじゃないかと思って、おれは気が気じゃなかった。

　結果的に亡くなったのは全く知らない無関係の外国人だったんだけど、俺の近所で最悪の事故、あるいは事件が起きてしまった。

　なんかもう、その日は心の果てから疲れ果ててしまって、一生分くらい疲れてしまった。

　そんな経緯で、もうパニック状態になり、なぜか今までこのアカウントで投稿してきた文章の全てを削除してしまった。それだけびっくりしたし、めちゃくちゃショックだし、言葉で言い表せない感情になった。説明できない感情になった。これは現実じゃなくて夢なんじゃないかと思った。ずっとめまいがした。まぶたがずっとピクピクしていた。ストレスを感じると俺はまぶたがめっちゃ痙攣する。特に左まぶた。

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　12月1日に、2年半ぶりに俺の恩人である男性に会う予定を立てて、昨日自分の長い髪を切ってさっぱりして、姉の紹介してくれた在宅のウェブライター的なB型作業所の仕事を始めようと思ってた矢先、めちゃくちゃ心が疲弊する出来事が起きた。近所で人が死んだ。おそらく殺人事件。

　いきなり近所で死亡事故だか殺害事件が起きて、自分のアパートに警察が訪問してくる経験なんてなかなか無い。

　28年の人生の中で本当に1番心が疲れた。精神面がめちゃくちゃ不安定になり、そのノリでカクヨムに書いてた文を全て削除してしまった。いつも読んでくれていた方には、とても申し訳ない。俺の精神状態が本当にやばかった。

　おれのアパートのめっちゃ近所で殺人事件が起きてしまった。ニュースにはまだなってないみたいだ。世の中にまだ出てない。

　俺が警察に色々聞いても、警察は詳しい事を教えてくれなかったけど、それは警察としての守秘義務みたいな事なんだろうなと思う。それは事前から知ってたから、俺が警察に反発する事は全くなかった。

　なんかここ最近は本当に疲れた。もうこんな経験は絶対したくない。生きた心地がしなかった。「明日のジョー」の最終回みたいな体制で椅子に座って、ずっと下を何時間も向いて、延々と思考を悪い方へ悪い方へと進めてしまった。

　近所で人が亡くなってしまったのは事実だが、俺の家族や大切な人が死ななくてよかった。死んでたら今ごろ俺はどうなってたか分からん。

　でも俺のアパートのめちゃくちゃ近所で殺人事件のような事件が起こったのは確かだ。

　頭が、本当にどうにかなりそうだった。

　そんな経緯でカクヨムに今年の夏から書いてきた文章を衝動的に全て削除してしまった。

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　とりあえず今日は、2年半ぶりくらいに恩人に会えて、色々話せてよかったです。

　俺は今後も頑張ります。

「死にたくない」ってやっと本気で思えるようになってきたんです。

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　俺もようやく前に進みたいと思えるようになってきた。もう28歳でアラサーだけど、まだまだ俺はこの先も生き続けたいと心から思ってる。生きてみないと、どうなるか分からねえからな。ほんとに。

　終わり