episode13
不安
第1話
「愛音、早く来い」
先にベッドに乗った咲斗が振り返って、私を手招く。
「もう、寝るぞ」
「…うん」
ぎこちなく咲斗の隣に近づく。
ベッドに乗れば、その柔らかさを直に感じた。
「……」
それが妙に私の緊張を煽る。
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