第10話

智が学校に行けたのは、それから3日後の午後の事だった。

補習授業の後、智はあさみを楡の木の下に呼び出した。

「あさみ。俺、あさみの事が好きなんだ。俺と付き合ってほしい」

「嬉しい……!私もずっと西野君の事好きだったの」

あさみは嬉しくて涙ぐんでいた。

こうして智とあさみは付き合うようになった。

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